解剖記録135番目 真面目と変人の劇薬
茂範「今日も来たんか我ぇ!!!」
伏黒「あ……ああ、そうだ、進展はあったか?」
茂範「今日も進展ないわー伏黒ちゃん」
カスミ「……その外道が乗ってきた車が通ってきたルートをたどれば着くと思うんだけど……」
茂範「ああ、それがな、道の途中で警備があるっちゅうんや」
カスミ「……その道にその建物があるってことだよね」
伏黒「ああ、そう考えれるが……危険だろう?」
茂範「それにばれたから、別の場所に捨てる可能性がある……というより確定で変えるだろうな」
カスミ「ならいつ突撃をするのですか?」
茂範「……いや待てよ?」
すると立体地図を広げ始めた。
茂範「これはここで……」
伏黒「まるで人生ゲームだな」
茂範「今はリアル人生ゲームだな、ここと、ここがシマの中で高い所だ、その次に高いのはゴミ処理場、煙突込みだと一番高いな」
伏黒「ならそこに行けば……」
茂範「ああ、ワンチャンその胸糞悪いゲーム会場っていうところだ」
カスミ「ならダイナマイト積み込んで突撃しない?」
茂範「……どれってどういうことだ?」
カスミ「もし一階に外道がいっぱいいたら、ハチの巣じゃんか、一発でやれる方法がそれだけなんだよね」
茂範「……楽しそうだな、それ、ヨシその役買ってやるぜ!」
伏黒「でも一手順でも間違ったら……」
茂範「その時は、骨拾てくれるよな?」
伏黒「わかった」
カスミ「即決!?」
そしてトラックにダイナマイトを積み込んだ。
茂範「途中まで載せていくわ」
伏黒「ああ、ありがとう」
カスミ「私は……」
伏黒「……俺のひざ元に座るか?」
カスミ「いいの?」
伏黒「ああ、狭くなるが……大丈夫だ」
茂範「ええなぁ…その関係」
そして一番高い場所にダイナマイトトラックを走らせた。
茂範「ジョーカートラック出陣じゃぁぁぁ!!!」
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