解剖記録13番目 狂気
カスミ「まぁ、頭のねじぶっ飛んでなくても、心が死んでる人は大勢いるんだし、まぁそういうところは気にしない方がいいと思うよ」
上谷「そうですよね…自分のコンプレックス…気にしなくてもいいのか…」
カスミ「そうだぞ、それに、私みたいな変人には変な事がお似合いさ」
上谷「…変な事…」
まぁ、そう言うところかな…
カスミ「じゃ、夜遅いし、ここで寝るか」
上谷「人の家で寝るの…初めて…」
カスミ「まぁ、隣からゾンビのうめき声が聞こえても、無視していいから」
上谷「どういう家なのよ!?」
そして、私はベッドにもぐりこんだ。
カスミ「今日も楽しかったな…」
そして、朝になった。
カスミ「もう朝か……私ってこんな胸大きかったっけ?」
布団をめくってみると、上谷が布団の下で寝ていた。
カスミ「…寝るとき…下着姿って…気が付かなかったのかな…」
上谷「おはようございます…どうして下着姿?」
カスミ「いや、寝た時からだよ?」
上谷「…ずぼらですね…」
健次郎「何だって!?」
伏黒「ヌード!?」
上谷「あなたたち、いい加減にしないと、バールで殴りますよ?」
健次郎「すまなかった」
伏黒「ああ、この通りだ…」
上谷「…今回は撫でるだけで許しますけど…」
伏黒「そういえば、あんたも下着姿見たんだろ?同罪だろ」
上谷「私は女、あなたたちは男、わかった?」
そして、ご飯の備蓄が二倍になってしまった、それに彼らは男だ、毎日同じ食べ物だと飽きてしまう、どうしようか…
上谷「私、原付で食料調達しましょうか?」
カスミ「…危なくないか?」
上谷「レンチがあるので」
それって、慢心なんだよ?
カスミ「できるだけ、騒ぎ立たせるなよ?」
上谷「あいー」
そして、私はゾンビの鼻と口にガムテープを張っていたことに気が付いた。
カスミ「そういえば、どうなってるか、見に行かないと…」
ゾンビは息絶えていた。
カスミ「…活動に酸素はいりそうだね…新しいゾンビを拉致しないとな…さすがにサンプルが少ない…」
私は簡単なゾンビ捕獲機を作った。
カスミ「簡単だね…誰かかからないのかな…」
ゾンビが入るまで待つか…
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