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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book11 大阪弁の愉快な仲間と気味が悪いサーカス
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解剖記録131番目 外道とガラクタ

カスミ「そういえば、茂範さんのシマ?ってところって、抗争とかあるんですか?」

伏黒「ちょ……」

茂範さんは重い口を開けた。

茂範「ここのシマの抗争か……いっぱいありすぎて何から話したらいいかわからないな」

カスミ「ここって激戦区なのですか?」

茂範「ああ、ここはな、元々は別の組がシマにしてたんや、そこを俺らの組が支配したっていう話やな」

伏黒「ゴミ捨て場はここの近くか?」

茂範「いや、後数十分歩くで」

カスミ「乗り物とかないのかな……この近くに」

茂範「あっても鍵がないから動かんやろ」

伏黒「そうだと思うが……」

カスミ「鍵刺さってる……すこし借りるねー」

茂範「まさかだけどな、死体を捨ててそのままDRIVEっちゅうことじゃないよな」

伏黒「なんでドライブの発音いいんだよ」

カスミ「かかった、ヨシ、早く乗り込んで―」

伏黒「だろうと思ったよ」

茂範「大丈夫なのやろか」

私たちはゴミ捨て場まで車を走らせる。

茂範「免許は……もっとるよな?」

カスミ「免許?なんだそれ」

茂範「おいおい……」

伏黒「そのことは日常茶飯事だ、耐えろ」

茂範「まさか……こいつに振り回されてるんちゃうんか?」

伏黒「そのまさかだ」

カスミ「ガンガンに回すよぉぉぉ!!!」

茂範「人がちがうぅぅぅう」

そして、ゴミ捨て場に着いた。

茂範「すごい……荒い運転やな……免許だったらブルーか免停だな……」

カスミ「どういたしまして……」

伏黒「それほめてるんじゃないぞ」

カスミ「そうなのか……」

茂範「あいつらが{来るま}で、{車}でまっとこかー」

カスミ「っ……」

伏黒「後で市中引き回し」

茂範「なんでやねん、ダジャレかましたわけじゃないだろう」

伏黒「今完全にダジャレやっとったやろ」

そしてしょうもない雑談をしていたら、静かだけど、男二人の声が聞こえてきた。

カスミ「二人とも黙れ」

伏黒「そんな強い声でどうかしたんだ?」

茂範「そんなの……まてよ」

茂範さんは外に飛び出した。

伏黒「奴らが来たのか……」

カスミ「そうかもね……」

外に出ると、茂範さんがうつ伏せだった。

茂範「伏黒ちゃん、あれ、そうだよな」

伏黒「ああ、あの麻袋、間違いなく死体だ」

カスミ「私はうつ伏せになれないよぉ」

伏黒「カスミはそこにいてくれ……面倒なことに巻き込みたくない」

茂範「かっちょいいなぁ……」

伏黒「……」

茂範「ほれちゃうな……」

そして麻袋を置いた時、茂範さんは飛び出していた。

茂範「ヒッヒャヒャヒャヒャァァァ!!!」

伏黒「あいつ……仕方ない、行くか」

私はそのガラクタの山に登り、どのように戦闘していくのか、見守っていくことにした。

伏黒「何不法投棄してんじゃ阿呆ガァァァ!!!」

彼は2人組の片方に拳を叩きこんだ。

????「ゴバァ」

茂範「ヒャヒャヒャヒャ」

茂範さんは馬乗りになってもう一人の顔面をスクラップにしていった。

伏黒「お前らの目的を言え、それと、この灰はなんだ」

????「許して……」

伏黒「俺は許しても、狂犬は許さねーよ」

そして指示を出した。

伏黒「茂範、その麻袋にいるやつを開放しろ」

茂範「やっぱりか、今開放しちょる」

そして麻袋からまだ生きている女の子が出てきた。

茂範「……脈があるな……車を出せ、こいつを闇医者に連れていく、開放骨折をしてやがる、早くしないと手遅れになる」

伏黒「お前もこい、地獄を味合わせる」

????「グベベ……」

そして女の子と外道を一旦お持ち帰りした。

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