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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book10 本格的な研究

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解剖記録127番目 あいつらの本当の力

カスミ「あれって……ハートのAさんが言ってたゾンビですよね」

伏黒「ああ、来るぞ!」

私は持ってきていた銃を抜いた。

カスミ「頭に数発入れれば倒れるか」

私はゾンビの頭に鉛玉をぶち込んだが、全然倒れなかった。

伏黒「倒れないのか……」

彼は道端にあったバールで頭に刺したが、ひるみもしなかった。

伏黒「化け物かよ……」

すると後ろから何かが崩れる音がした。

カスミ「なんだぁ……?」

そこには不法侵入してきた人がいた。

????「いた」

後ろからハートのAさんが追ってきていた。

ハートのA「やっぱあんた体力おおいのね……」

????「はい」

そして背中から紅い何かを出し、そのゾンビをみじん切りにした。

カスミ「……これ現実だよな」

伏黒「ああ、ほっぺつねるか?」

カスミ「いたたたた……現実だな」

ハートのA「それで、こいつが……実験体A-Xか……」

????「そうですね」

カスミ「助けてくれてありがと……」

ハートのA「いいのよ」

そして名前も知らない人の顔を見ると、すこしむっとしていた。

伏黒「あっキレてる」

????「私はきれてません」

ハートのA「まぁまぁ……それよりも、今までこんなゾンビは出てこなかったでしょ?」

カスミ「まぁ……そうだね」

ハートのA「これ以上めちゃくちゃになったらこの世界、復元不可能だから……」

カスミ「その……復元不可能って……どういう意味?」

ハートのA「いい?前船にいたでしょ?その時に世界が見えてたはず」

カスミ「見えてたね……」

伏黒「世界……?復元不可能……?」

彼は理解できていない様子だった。

ハートのA「世界一つ一つはデータのような感じなんだ、それを改変しないと元に戻らなくなるってことは……」

カスミ「世界の終わり……ってことでしょ?大丈夫よ、私たちで何とかするから」

ハートのA「そっか、でも無理はするなよ?」

そしてハートのAともう一人はどっかに行った。

カスミ「……さて、お母さんを探しに行くぞ」

私は行方不明のお母さんを探しに行くのだった。

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