表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
126/153

解剖記録119番目 寝相

カスミ「……ん?」

むにっとした感触で起きた私、なんだろう。

カスミ「おおっ……誰だこれは」

上谷「あわわ」

カスミ「どうしたんだ?」

上谷「後ろ……向いてください」

カスミ「後ろに何かがあるのか?」

後ろを向いた、そこにはあの女の子がぴったりとくっついていた。

カスミ「えちょ!?」

上谷「この子寝相は悪いのかな……拘束具必須?」

カスミ「まぁ……そうかもしれないけど……これほど寝相悪ければ……もう矯正の見込みがないぞ……」

私はその子を起こそうとしたが、全然起きなかった。

カスミ「……どうしようかな」

女の子のために私は雑魚寝か、それとも別のベッドに移すか。

カスミ「別の人のベッドに移すか」

私の安眠のためだもの、仕方ない犠牲だ。

カスミ「上谷のベッドに移してもいいか?」

上谷「別にいいですよ?」

マジ天使……じゃ寝るか。

カスミ「おやすみー」

上谷「おやすみー」

私は流れるようにスコンと眠った。



カスミ「おはよー……」

やっぱり一人の朝は気持ちいいわね。

上谷「おっはよぉぉ!!!」

カスミ「なんなのよ……そんなハイテンション……理由はあるんでしょうね?」

上谷「女の子が起き上がった!」

カスミ「それは行かないとな……」

現場に急行すると、セリアが話を聞いていた。

カスミ「……セリア、その子はなんて言っているの?」

セリア「あー、助けてくれてありがとだってさ」

カスミ「この子の出生地はここでいいのよね?」

セリア「そうかな……」

感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ