解剖記録117番目 地理学者
カスミ「それで……この子は何処に寝かせておけばいいの?」
波立「私の部屋に」
カスミ「……百合しないよね……?」
波立「心配するな、たっぷりするから」
カスミ「じゃ、私のベッドに寝かせてきますねー」
波立「っておいぃぃ!?!?」
そしてその子を私のベッドに寝かせ、上谷に看病を任せた。
カスミ「……どこにいるんだろうか……」
セリア「バーバラのこと?」
カスミ「そうだね……今も生きてるのかなって」
セリア「さぁ、わからないな」
ゾンビの餌になってるかもしれないし……もしくは……
カスミ「そういえば、この船の一番下に牢屋あったんだっけ、ニーズがよくわかってるじゃないの」
そこにゾンビを閉じ込めようかしら。
カスミ「ちょっと行ってくる!」
安藤「私も行くよ……何しに行くかわからないが」
カスミ「ゾンビをちょっとね」
安藤「あー、いつものの癖か」
カスミ「癖って……研究だよ」
私はゾンビを一旦気絶させるためにどうするか考えた。
カスミ「やっぱり首元に電気ショックが一番なのかな」
安藤「テーザー?ほら」
テーザー銃を私に渡してきた。
安藤「これ人には撃ったらだめだからね」
カスミ「……あそこのゾンビに撃ってみるか」
私はテーザー銃を撃った、弾はゾンビに刺さって、痺れながら倒れた。
カスミ「今のうちに口元に何か布……今布着てる服しかないな……最終手段は昆布か下着か」
安藤「なに究極の選択してるのよ、石詰めておけばいいでしょ」
カスミ「おお……ちょうどいい石あったんだ」
私たちは船にゾンビを担ぎ込んだ。
カスミ「この船需要わかってて助かったな」
安藤「何のためにあるのかって……こういうことか」
カスミ「そうなんだよね……さて、実験とか進めるか」
そういえば、あの女の子、地理学者の誰かだったんだよな……名前は……だれだ。
カスミ「まずズボンを降ろしまーす」
安藤「そういうのはもう抵抗ないのね」
カスミ「うん、もうもげてるね」
もげるのは万国共通らしい。