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解剖記録114番目 海外の傭兵

カスミ「持ってるものは……拳銃とその弾60発か……すこし心もとないかもな……」

そっか、私は非戦闘員だから、少ないのね、それに研究機材とか持ってきてるからその分持てなかったのね。

カスミ「……船に向かわないとね」

ここは何処なのか、私はわからない。

カスミ「ゾンビもすごくいるし……最悪」

ここのゾンビは野獣みたいなやつらばっかりだ、掴まれたらひとたまりもない。

カスミ「……でも誰が火をつけたんだ……?」

そう考えてると、周りからゾンビがうじゃうじゃと出てきた。

カスミ「これ弾足りなくなるね……」

すると奥で手招きする男の人の手が見えた。

カスミ「あそこに生存者が……」

私はそこに飛び込んだ。

カスミ「ありがと……」

その人は、軍服を着ていた。

????「礼はあとだ」

カタコトだが……意思疎通はできる。

カスミ「あなた、ここに住んでるの?」

????「そうだ、急に爆発の音がした」

するとドアにゾンビの手が出てきた。

カスミ「マズイ!」

私と男の人はドアを抑えたが、男の人の腕にゾンビが噛みついた。

????「グオアァァァ」

私は地面に落ちていたガラス片でゾンビの顔をぶっ刺した。

カスミ「速くあのドアから!」

????「いいからいけ!」

カスミ「助かるかもしれないのに!?」

????「俺はもう……助からない」

そして私を突き飛ばした。

カスミ「……ごめんなさい!」

私は奥のドアから外に出た。

????「強く生きろよ……グアァァァァァ」

カスミ「ごめんなさい、名もなき人」

私はそのまま前に進んだ。

カスミ「……船だ……でも遠い」

そうだ、夜は乗り込んでこないように近づけないんだ。

カスミ「……なにか船は……」

私は近くにあったボートで何とか船に近づいた。

カスミ「誰かあげて!」

上谷「どうしたの!?」

カスミ「ほかの人の連絡が取れないんだ!」

上谷「今引き上げる!」

そして私は船に引き上げられていった。

上谷「……いまは連絡が通じないひとは……伏黒さんと安藤さん、それとセリアとバーバラだね」

カスミ「どうする?」

上谷「そりゃ……ゴリゴリに武装するしかないでしょ」

カスミ「……じゃ、それでいく?」

上谷「準備しておくよ」

……私は武器を取り、みんなの無事を確認するために、あの町に入っていくのだった。


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