解剖記録113番目 海外の夜
カスミ「……戻ってきた」
セリア「あれ凄い手馴れだったけど、勝てた」
服はすごい切れた後が凄かった。
カスミ「……大丈夫なの?」
セリア「たぶん……切れてる場所もあるから……治療誰か」
セリアは建物の中に入っていった、治療してくるのだろう。
バーバラ「……ゾンビの声がする……どこからなんだ?」
セリア「どこなんだ……」
なんで出てきてんだよ」
カスミ「中で安静にしないと……」
セリア「だいじょうぶ、軽傷だった」
カスミ「……これ中に入った方がいい?」
セリア「そうだね、中に入ろう」
建物の中に入った、そしてこれからどうするか、決めることになった。
セリア「……話し合ったんだけど、私はついてくことにした、バーバラもだよね」
バーバラ「帰る場所がないんだ、そうするしかないだろう」
カスミ「……お母さんはいなかった、どこにいるんだ」
バーバラ「……地下施設にいるとか」
カスミ「爆発オチで終わらないよね?それ」
伏黒「……今は奴を殺れたことに、乾杯しようじゃんか」
その時、ゾンビがドアをドンドンしてきた。
伏黒「……これ大丈夫なのか?」
セリア「多分大丈夫だけど……」
すると肩幅がごついゾンビがドアを突き破ってきた。
ギャング「ウワァァァ」
セリア「まじか……押しつぶしやがった……逃げるぞ!」
私の本能でわかる、あいつにはかなわないと。
カスミ「オワァァァ!!!」
後ろから壁が飛んでくる恐怖の中、逃げた。
カスミ「あれ……何なのよ」
返事はなかった、どうやらはぐれたようだ。
カスミ「……一人で進まないと」
鉄の心で取り掛からないと、一瞬でメンタルが死ぬ。
カスミ「……しつこいわね!」
後ろにごついゾンビが来ていた。
カスミ「……行き止まりか……反撃するしかないか……」
そして背中が後ろの壁に突き当たるまで下がった。
カスミ「死んだ……これは」
そいつは私めがけて拳を振ってきた。
カスミ「ウワァァァ!?!?」
後ろの壁が燃えて崩れ落ちた、そしてわたしも落ちた、その下はクッションがあってよかった。
カスミ「なんなのよ……もう」
周りは誰かが放火したのだろう、火で包まれていた、ゾンビもいたが、大半は火に包まれていた。
カスミ「……まずは合流しないと」
私は炎が上がる街に一人、放り込まれた。
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