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解剖記録109番目 出航!

カスミ「……これでみんな乗れたのかな……」

伏黒「お、ここにいた」

カスミ「どうしたの?」

伏黒「あいつらとは連絡取れるんだよな?」

カスミ「おそらくね……衛星が落ちてこない限りは」

伏黒「そっか……よし、行こう」

カスミ「ああ……出発準備!」

私たちは船を動かし始めた。

カスミ「……大丈夫かそっちは!」

波立「ああ、良好だ!」

そして船がゆっくりと、ゆっくりと動き出した。

カスミ「すっげぇぇぇ!!!」

波立「そんな興奮するかな……でも、こんな安定してるんだね……私でもびっくりしてるよ」

カスミ「ね……そんな技術使ってるんだよ」

そして向かう先はイギリスだ、そこがセリアとバーバラの故郷だ。

カスミ「……操縦任せてもいいのよね?」

波立「寝るときはアンカーを降ろす、一歩ずつ、歩んでいけば……」

カスミ「でも食料がなくなる前に着こうね」

波立「ブラックだぁ……」

カスミ「でも休めるときは休みなよ?」

そしてとある二人は海を見ていた。

セリア「ねぇ?」

バーバラ「どうしたんだ?」

セリア「……これから帰るなんてね……思ってたかい?」

バーバラ「いいや、一生この国でゾンビになってると思った」

セリア「……仲間生きてるのかな」

バーバラ「だいじょうぶ、きっと生きてる」

カスミ「何の話をしてたのかな?」

バーバラ「母国の話だよ……今どうなってるのかなってね」

カスミ「外国行くの初めてだからね……案内任せてもいい?」

セリア「いいけど……ゾンビがこっちより狂暴だよ?」

カスミ「それは重々承知だ、それに、お父さんとかいるだろうし」

セリア「そうだね……がんばって探すしかない」

バーバラ「……殺し屋なんでしょ?」

セリア「そうだね」

バーバラ「なら私をころすなよ?」

セリア「今は仲間同士でしょ?同士」

バーバラ「……そうだったな、同士よ」

カスミ「……絆が生まれてるね」

潮風は吹きまくって、空は青い。その中で生きてるのは、気持ちがいい。

カスミ「……こっから暇だし……どうしようかな」

ここで研究は迷惑がかかるし……何しようかな。

カスミ「……カードゲーム持ってきてるけど……やりたいね」

そして私はみんなを呼んでカードゲームをしたが、1回やっただけで飽きた。

伏黒「飽きたな」

カスミ「ねぇ~」

伏黒「……海の上だから何もやることないんだよな」

カスミ「そうだね……これに備え付けられてる映画でも見るか」

伏黒「それ、どこで手に入れたんだ?」

カスミ「アミさんがこれも積んどけよーって一応積み込んである」

これが役に立つとはね……

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