解剖記録108番目 職人のリミットブレイク
上谷「カスミさん!」
カスミ「どうしたの?……焦ってるように見えるけど」
上谷「アミさんの熱が止まらないの!」
カスミ「どういうことなの!?」
私は現場に急行した、そこにはすごいスピードで建造しているアミさんがいた。
上谷「この調子で!?!?」
カスミ「うわぁ……すごい……これどういうことなの?」
上谷「知らないんですよ!」
これが職人の熱なのだろうか。
カスミ「……これ一日で作ってしまいそうだね」
上谷「……私は資材を運ぶことしかできないんですよぉぉ!!!」
カスミ「どんまいどんまい」
そしてできていく船の横で、写真を撮った。
アミ「かんせーい」
カスミ「速いな!?」
アミ「内装もきちんとできてるぞ、みるか?」
カスミ「見るけどさ……熱大丈夫?」
アミ「だいじょうぶ……ほひゃぁ」
カスミ「オーバーヒートしちゃったかな……まぁいいか」
私は中を見ていた、そこにはベッドがあった。
カスミ「これでみんなでベッドに入れるわね」
そして見渡してたら、海が少し荒れてきた。
カスミ「これ大丈夫なの?」
海に飲まれても、全然傷がつかなかった、どんだけ強いんだよ。
カスミ「これで出航できるね」
この地とは一旦おさらばか。
カスミ「……荷物をまとめて出発するか」
私は各所に電話をして、出発の準備をした。
カスミ「……さて、私も準備しようか」
私は家から研究機材を持っていき、部屋に並べた。
カスミ「……食材は……どっさりとあるし……ハップラーメンを積んでるし……これでいいでしょ!」
そして私はみんなが積み終わるまで、待った。
????「立派な船だなー誰が作ったんだ?」
カスミ「内緒……というか名前聞いてなかったね」
????「たしかにねー……波立ってよんでー」
カスミ「……波立…よろしくね」
波立「うおー」
うきうきで操縦室に行った。
波立「すげぇ!ソナーに操縦桿!」
カスミ「これで頑張れるよね?」
波立「そうだよ!」
そしてみんなが荷物を積み終わって、出航しようとした。
波立「燃料は……よし、積んでるよね?」
カスミ「一応ね」
波立「出発まで待ってね?」
そしてこの地を離れる手立てを終えた。
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