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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book9 人探し

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解剖記録107番目 船を作る、どうやって?

カスミ「……上谷~?」

上谷「おなかぽてぽてになっちゃった」

カスミ「これの影響か……それはそうだけど、仕事あるぞ」

上谷「なんなのー?」

カスミ「海行ったら教えてあげる」

そして海に連れ出し、話をした。

上谷「船を作るの!?」

カスミ「そうそう、作ってもらいたい」

上谷「一人だったら数年かかるけど……」

カスミ「そうだね」

するとアミさんが裂け目から出てきた。

アミ「何だって!?!?」

カスミ「船作るんだよねー」

アミ「まかせんしゃい!本職だぞこちとらぁ!」

上谷「……でも資材は……」

アミ「あるぞ」

上谷「それに釘とか……溶接工具は……」

アミ「あるぞ」

上谷「アミ様神様ですか!?!?」

アミ「たすけてくれカスミ」

カスミ「……はいはい、上谷はなれぇ」

そして船を作り始めた、音が凄いするけど、ゾンビは寄ってこないだろう。

カスミ「……海か」

すると彼が来た。

伏黒「どうしたんだ?」

カスミ「ここの海水浴場、人すごいいたってね……今は、誰もいない」

伏黒「……そっか、家からあまり出なかったのか」

カスミ「だって……あんな陽キャの集まりに入れるわけないもん」

伏黒「陽キャか……そういうの、嫌いなんだよな」

カスミ「どうして?」

伏黒「俺はな……中学校の時、いじめられてて、後半になるにつれて体を鍛えていった、そしていじめてきた陽キャを顔面が陥没するまで、殴ってたんだよな」

カスミ「すっげぇ……顔面陥没って……どんな感じなんだろう」

伏黒「月のクレーターみたいに穴がぼっかり開いてるんだ」

カスミ「それで?生きてたの?」

伏黒「ああ、顔面はブサイクになったけどな」

カスミ「よっしゃ、話のネタ掴んだ」

伏黒「……それで、あの二人は何してるんだ」

カスミ「船を作らせてる」

伏黒「船か……船!?」

カスミ「ああ、これからは、大航海時代だ!」

伏黒「それって、ワン〇〇スの言葉だっけ?」

カスミ「私も知らないからねー、でも背中の傷は剣士の恥だって、どこかで聞いたことあるんだよな」

伏黒「……それ死んでないか?」

カスミ「知らない」

伏黒「無知すぎないか……?」

カスミ「むちむちの無知だよ?」

伏黒「どういうことだそれ……もういい、面白くて疲れた……」

カスミ「……このまま海みとこ」

海はやっぱり広い、そして私は小さい、けれど世界を変えることだってできそうな気がしてきた。

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