解剖記録101番目 酔い覚め
カスミ「よし、ほとんど酔ってる人いないね」
伏黒「俺のダメージはほとんど消え失せたからな……それと胸柔らかった」
カスミ「それで?言い残すことはないよね?」
さらっとセクハラされていたが、全く気にしていなかった。
カスミ「でも……すこし気持ちよかったかも」
伏黒「さらっと堕ちてるが大丈夫か?」
カスミ「まぁ……大丈夫だけど」
そして私は安藤さんのところに行った。
カスミ「ねぇ?」
安藤「どうしたの?」
カスミ「酔ってたけど、大丈夫だったの?」
安藤「まぁね、それで?どうしてきたの?」
カスミ「明石に行きたいんだ」
安藤「……へ?」
カスミ「海外に行きたいかもねってね」
安藤「本当の事は?」
カスミ「セリアたちの母国に行きたいなってね」
安藤「どこの国なのよ……」
カスミ「いいや、そこまではわからないけど……」
安藤「それで船を操縦できる人を探してるってわけか……」
すると考え出した。
安藤「よし、行くか、戦車で」
カスミ「……戦車……ですか……戦車!?」
安藤「そうだ、戦車だ」
戦車……遅いのじゃ……
安藤「戦車を舐めてもらったら困る。それはな……障害物をものともしないんだぞ!」
カスミ「……だったら今すぐいこー」
伏黒「ここにいた……」
安藤「おやおや、ここに来たのか」
カスミ「今から明石に行く予定だぞ」
伏黒「じゃ、俺も行こうかな」
カスミ「なによ、ラッキースケベ狙おうとしてる?」
伏黒「いやなぁ……一応婚約してんだよな」
カスミ「そりゃそうだっけ」
そして私たちは戦車に乗り込んだ。
カスミ「おおー、すごいねぇ……」
安藤「じゃ、行くぞー!」
私たちは明石に向かって、走っていった。
カスミ「おおおお、すげぇ」
伏黒「これ走ってるんだよな!?」
安藤「ギャーギャー騒ぐんじゃねーよ」
そして私はそのまま揺れる戦車の中で眠りについた。
カスミ「ぐすぅ」
伏黒「……言い寝顔だな」
安藤「この子、どうよ?」
伏黒「……ほんと、かわいい奴だ、まさか恋愛経験のない俺が恋にありつけるとは……」
安藤「もう襲っちゃいなよ」
伏黒「今孕ませたらだめでしょ、動けなくなる」
安藤「それはそうだな……変な事言ったな」
伏黒「いいや、いいんだ」
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