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解剖記録97番目 テロ

安藤「さて、ほぼみんな揃ったな」

カスミ「……彼は……?」

安藤「ションベンだ、ションベン」

カスミ「それでいないんだ……残念だねぇ……」

伏黒「なんだ?」

安藤「君抜きで乾杯やろうとしたけどね……じゃ…乾杯!」

みんな「乾杯ぃ!!!」

そして無邪気に暴れるやつ、他の人と話す人、この場でも寝てる人、人それぞれいた。

カスミ「……ねぇ?」

伏黒「なんだ……そんなくっついてきて…」

カスミ「いつまで、こんなに平和にできるんだろう」

伏黒「……いつだろうね」

安藤「そんなこと……いいじゃないかぁ」

伏黒「ダル絡みかよ……酒に酔っぱらってるのか……」

安藤「この人誰ぇ?」

泥酔していた、どんだけ飲んでるんだよ。

伏黒「この人、ベッドに寝かせてくるよ」

カスミ「……浮気?」

伏黒「……襲われないように頑張る」

そして外に出ていった。

カスミ「あれで襲われてたら、ただじゃ置かないな」

そして夜が更に深くなっていって、いよいよ終盤に差し掛かったところで少し異変を感じた。

カスミ「……彼…帰ってこないな」

ラーメンを作っているときに、少しだけそう思った、行ったきりになっているんだよね。

カスミ「すこし外覗いてくる」

夜はすこし寒いな……秋だからそうか。

カスミ「おーい?」

見渡しても、誰もいなかった、まるで、誰かに声を奪われているかのように。

カスミ「……確か……ベッドのところって……向こうだったよね」

私はその建物に行った。

カスミ「……安藤さんがいるだけ……彼は……いったいどこに?」

私は彼が行きそうなところに行ったが、どこにもいなかった。

カスミ「どこ行ったんだろう」

????「手を上げろ!」

後ろから声をかけられた、知らない声だ。

カスミ「……誰なんだ?」

????「膝を地面につけろ!二人ともだ!」

二人……?

セリア「すまないね……膝を地面につける方法がわからなくてな!」

静かに後をつけてきていた、さすが、殺し屋の人だね。

カスミ「あれって……?」

セリア「……多分だが、あいつは人質に取られている、じきに電話がかかってくるだろう」

カスミ「人質って……ドラマじゃないんだし……」

セリア「お前の恋人だろう、人質の価値は高いんだ」

カスミ「でも……どこにいるんだよ!」

セリア「だいじょうぶ、こっそりみんなにGPSつけている」

カスミ「いつの間に……」

セリア「だから、あんたの居場所もわかっている、それに、恋人にも付けてある、そこを叩くが……人質を取り戻そうとすると殺される可能性がある」

カスミ「……そっか……じゃ、あの軍隊はなんだよ!」

そこには、親を奪還しようとしている奴らがいた。

セリア「クソ……先手を取られた!みんなを呼べ!」

まさかな……連れ戻そうとしてんだな……

セリア「私が先にしかけに行く、お前はみんなを呼べ!」

カスミ「でも……多勢に無勢……」

セリア「……殺し屋ってのはな……負け試合に挑まねーよ」

カスミ「……っ」

私はセリアと反対側に走り、みんなを呼んだ。

カスミ「あいつらが!攻めてきた!」

バーバラ「まじか……行くぞ!」

警官「えっ……なんで連れていかれるのぉ!?!?」

上谷「少ながらず……私は戦力にならなさそうなので……」

そこには、あの人がいた。

ハートのA「ん?」

カスミ「なんでここに……」

ハートのA「酒を飲みに来た」

カスミ「すこし非常事態なので……」

ハートのA「もうここの世界に干渉したくないんだけどね……」

カスミ「ですよねー」

ハートのA「でも、この酒で行動しないとね……」

そして重い腰をあげて、こういった。

ハートのA「仕方ないな……行ってやるよ」

そして私たちはその場所に向かった。

セリア「おう……こいつら多いが、戦力はないぞ」

カスミ「そっか……ゲホッ……」

そういえば……帰って来てからせき込む回数が増えたな……

ハートのA「……じゃ、本気でやっちゃおっかな♡」

そしてハートのAさんは腕を突き出し、こういった。

ハートのA「飛び出せ空間」

そして前にいた敵を吹き飛ばした。

カスミ「すっげ……念動力なのか?」

ハートのA「秘密」

カスミ「そう秘密教えるわけないよね」

そして制圧していったが、妙な違和感があった。

カスミ「あれ……弱くね?」

妙に弱かった、何故なんだろうか。


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