解剖記録95番目 空の棺桶
安藤「あいつら撃ってきたな、容赦はなしだ、そのままガンガン攻撃していけ」
そしてヘリは急に発進した。
安藤「捕まってろよ!」
そしてバトルは、すぐに決着した。
安藤「……向こう、二人もう倒れてないか?」
銃撃戦は3秒以内に決まるってどこかで聞いた気がするんだけど、これほどまでに、あっさり決まるものだな。
安藤「これ、まずいな、誰かヘリに乗れないか!?」
そのままヘリが墜落しそうになっていた。
カスミ「行ってくる!」
そして私はヘリから飛び降りて、向こうのヘリに乗った。
安藤「……大丈夫か?」
カスミ「ああ、これを安全に着陸させればいいのね」
するとお父さんが足を掴んだ。
お父さん「……なんで……こっちに来たんだ」
カスミ「すこし聞きたいことがあるからな、少し生かす」
そして私のふくらはぎを切ってきた。
カスミ「いて……何するのよ!」
私はお父さんの顔を蹴り、操縦桿を握った。
カスミ「……これを……持ち上げたらいいのね」
そして私は思いっきり操縦桿を上げた。
カスミ「もちあがれぇぇ!!!」
ヘリは地面すれすれで姿勢を取り戻した。
カスミ「こっから上がらないとね」
私はそのまま、安全なところまでヘリを飛ばした。
カスミ「……よし」
ふくらはぎを切られたから、あまり動けないな……」
安藤「大丈夫か!」
カスミ「ああ……なんとか……足を切られたがな」
安藤「そうか……お前は拘束する、ついてこい」
そしてお父さんは連行されていった。
伏黒「やったな、これで治療薬を作れるぞ」
カスミ「いいや、まだ作れないよ、多分」
伏黒「どうしてなんだ?」
カスミ「時間をかけすぎた」
そう、時間をかけすぎて施設が爆破されようとしていた。
伏黒「……こいつらはどうするんだ?」
カスミ「連れて行く、だから行くぞ」
そして私と安藤さんはヘリを使い、施設から脱出した。
カスミ「……おっと……」
爆風でヘリは揺らいだが、全然耐えれる爆風だった。
カスミ「……このまま基地に行くか?」
安藤「そうだな、このまま祝勝会だな!」
バーバラ「酒か?」
安藤「そうだが?」
バーバラ「こいつにアルハラしてやんよ」
警官「それは困るな……」
????「未成年」
カスミ「きみって、未成年なの!?」
????「そう、未成年」
そっか、いろいろな世代が集まってるんだな……酒……飲もうかしら。
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