解剖記録94番目 ガス
伏黒「…オラァ!!!これでも食らいやがれ!」
手元にはマグナムを持っていた、いつ手に入れたんだよ……」
安藤「……何か変な匂いしないか?」
カスミ「たしかに……ゲホッ……」
なんだこの……匂い……何かから排出されてる……
カスミ「……ドア封鎖されてるんだけど!」
安藤「まんまとはめられたってわけね」
密室で、ウイルスをばらまいてる……こりゃ人のやることじゃないな。
安藤「……窓は……!?」
カスミ「どこにもない!」
安藤「……壁をほるのには……これか」
そして安藤さんは壁をほり始めた。
安藤「もう、なんなのよ……」
最後の方は銃で木っ端みじんにした。
伏黒「……よし、前のドアは封鎖されている、こりゃ万事休すか」
安藤「これ、ヤクザキックで開けれるか?」
伏黒「……ああ、行けるが……これで換気しろってか」
安藤「ないよりましでしょ」
伏黒「そうだな、オラァ!」
そして壁はバキッっと音を立てて、落ちていった。
伏黒「……こっから向こうの部屋に行く手立ては、ないよね」
バーバラ「……鍵穴か、針金ないか?」
伏黒「針金で開けれるものなのか?」
バーバラ「ああ、すこし高等技術だがな、使えれば最強」
カスミ「髪留めでも?」
バーバラ「……これぐらいがいいんだ、ありがとうな」
そしてバーバラは鍵穴に髪留めを突っ込んで、カチャカチャし始めた。
バーバラ「……開いた、突っ込むぞ」
そして私たちは、隣の部屋に向かった。
カスミ「……遅かったか」
もうすでにあいつらは逃亡した後だった。
カスミ「……屋上に戻れないよね?」
安藤「いいや、戻れるぞ」
そして安藤さんは壁を登り始めた。
安藤「こうやっていけるんだ!後でヘリを回す!」
カスミ「……すっごいな」
そしてヘリが回ってきた。
カスミ「よっと……これみんな乗れる?」
安藤「ああ、一応な」
そして殺し屋さん以外乗り込んだ。
安藤「君は?」
????「ついていっていいの?」
安藤「いいが、乗れるか?」
????「だいじょうぶ、ここに捕まる」
そこは、ヘリの下側だった。
安藤「本当にそこでいいのか」
????「ほら、動け」
そして遠目であいつらが乗ったとみられるヘリがあった。
安藤「どこだ?」
カスミ「コックピット方面から3時方向!敵機!」
安藤「そうか、行くぞ!」
そして地上の戦闘は空中の戦闘になった。
????「いたね」
そして銃を構えだす殺し屋さん。
カスミ「……大丈夫!?」
????「安定した足場ほしいね」
そして私は引き上げた。
????「どうして?」
カスミ「私は端っこにいればいいし」
????「……じゃ、ねらわせてもらうー」
そしてスナイパーライフルを構えた。
安藤「……いたね……向こうも銃構えてるし……何でもありだな」
……どうして空の棺桶になってしまうのか疑問だが、これで少しわかった、逃げ道などないと。
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