解剖記録9番目 へっぽこメカニック
健次郎「帰りもボロクソワーゲンか…いいねぇ」
カスミ「そうだねぇ…真夏だし、クーラーがきくねぇ」
伏黒「…おやっさんのいってることが本当だったら…嬢ちゃんの家に行けってことなのか?」
大迫「多分そうですね、伏黒の兄貴」
伏黒「…俺30代ぞ?」
カスミ「大丈夫、野獣にならない限り」
伏黒「野獣…」
健次郎「こいつなりの男の例え方だから!」
大迫「俺はいつも賢者ですよ?」
伏黒「うるせぇだまれ」
大迫「むじひ!」
カスミ「…」
健次郎「なんだ?落ち着かないのか?」
カスミ「う…うん」
大迫「あれ…エンストしてしまったか…」
伏黒「おう、マジか、ここの周辺にカーショップなんてもんはないだろうし…」
すると原付でこっちに向かってくる人影が見えた。
カスミ「原付だね…」
????「…ケテ!!」
カスミ「…何言ってるんだ」
????「タスケテ!!!」
後ろにゾンビを連れてきていた。
伏黒「おいマジかよ…」
大迫「やっておきます?」
カスミ「ちょっとまって!」
伏黒「なんだ嬢ちゃん」
カスミ「これを投げれば…」
私は血液瓶を投げつけた。
カスミ「これで奴らは血液に群がるだろ」
健次郎「今のうちに数減らしておくねー」
伏黒「ああ、頼む」
????「助かった…」
作業服に身を包んだ人がボロクソワーゲンに寄り掛かった。
伏黒「何しとるんじゃ我…」
????「ヒッ・・・すいません!」
伏黒「…お前…上谷さんの!」
上谷「はい…そうですが…」
伏黒「じゃ、この車直せるよな?」
上谷「はい…これぐらい簡単に…」
そしてエンジンを少し触って、エンジンを動かした。
上谷「これで良し…」
伏黒「すげぇな…」
カスミ「ありがと!」
上谷「うっ…デカチチ…うらやま…」
一応女子なんだ…
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