解剖記録1番目 訪問
その日、本当にゾンビが出てくるなんて、思わなかった……
そして、私の人生は、面白い方向に転がり始めた。
私は幼いころ、癖で暇なときに小説を見ていた、そして、ゾンビが出てくるところで興奮していた。そして私は親からの反対を押しのけて、ゾンビの研究をし始めた。
カスミ「うーん…なんでゾンビは人を喰いつくすんだろ…」
何故なのだろう、とある作品はのど元を食いちぎる、もう一つの作品はただ単に殺戮を楽しんでいる感じだった。
カスミ「…血が栄養になるのかな…」
血がもし、ゾンビの栄養だと仮定すると、ゾンビに三大欲求があるのかと、考えた。
カスミ「ゾンビは寝てるのかな…そばを通るだけで噛みつかれるのもあるけどね…性欲は…なさそうだな」
もし、性欲があったら、そこらじゅうでヤってるだろう。
カスミ「はぁ~~~…ますますゾンビの事を考えると、すごい面白いな~」
すると、ドアが激しくたたかれた。
カスミ「…また隣の高橋さんが怒りに来たのかな…」
ゾンビの研究に没頭してしまうと、声が大きくなって高橋さんという頑固おやじに怒られる、これが一連のテンプレートだ。
カスミ「また騒いでしまいました…か?」
それは高橋さんではなく、右腕がないゾンビだった。
カスミ「あのー?」
すると、私の首にめがけて噛みつこうとした。
カスミ「これが噛みつきってやつなのね!!!」
もう興奮は限界突破していた。
カスミ「えい!」
私はゾンビの頭を近くにあった物干し竿でぶっ叩いた。
カスミ「…死んでないよね…グフフ…」
そのまま部屋に連れ込んで、地面に固定した。
カスミ「これで…大丈夫だよね…」
そうだ、私は、ゾンビが大好きなんだ…
カスミ「…失礼!」
ズボンを脱がしたが、見事に象さんはかじられていた。
カスミ「…クソー…何でないのよ…」
これじゃ…性欲があるかどうか、わからないじゃないか。
カスミ「…このまま放置してたら…」
そして、私は近くにあったハップラーメンをすすった。
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