表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

66/70

第六十五話『ゆるゆる家生活』

 

「まだまだ遊ぶのだギンおねーさん!」


「ゼー……。ゼー……。ちょ、ちょっとタイム……」


「大丈夫なのだ?」


 外で遊ぶ事にしたギンとクマだが、鬼ごっこで遊ぶ事一時間。ギンを疲れさせるまでにはくたびれていた。完全に疲れ果ててしまったギンは、クマと共に家に帰る。一方その頃家では、ナラとコノオが目覚めていた。昼寝を終え、下の階に向かいおやつを食べることにする。


「プリンがあるよ!一緒に食べよ!」


「勝手に食べるな。私のプリンだぞ」


「あっミル。と言うかいつそこにいたの?」


「Aの研究が終わったからね。面倒極まりない性能だけどさ……」


「そうなんだ。じゃあ一緒に食べようか!」


 冷蔵庫からプリンを取り出すナラ。とりあえず三つ出したところで、玄関から疲れ果てたギンとまだまだ元気そうなクマが帰ってくる。疲れがたまっているからか、コーヒーと同じ量の砂糖をぶち込んだコーヒーを飲むギン。


「ハァ……。コイツヤバいよ……」


「あっナラ!遊ぼなのだ!」


「まぁまぁ。落ち着いて落ち着いて。それで大丈夫ギン?」


「俺は体力がある方だって思ってたんだけどな……」


 ドロドロとするほどのコーヒーを流し込むギン。とりあえず大丈夫そうなのでプリンを食べ始めるナラ達。ちなみにこれはミルが作ったとの事。


「どう?美味しい?」


「うん美味しいよ!」


「そう……。良かった」


 美味しいと言われ、まんざらでもない様子のミル。クマも美味しそうに食べて行く。コノオはギンの口にチビチビプリンを押し込みながら、旨そうに食べて行く。


「ミルって料理上手い感じ?」


「凄く上手いよ!」


「ん。料理上手」


 褒められて更に調子づくミル。フンスフンスと反応を返す。


「おっ確かにうめぇなこりゃ」


「……ねぇ、なんでコイツいるの」


 そんな中、何故か骸が部屋の中にいると言う事に疑問を呈するミル。誰も入ってくるところを見ていない。


「あっ骸!お前なんでいるの!?」


「だって俺ちゃんどこでも入れるし」


「むー……。まぁいいや。プリン食べるなら勝手に食べろ」


「おっありがとよ!俺ちゃん甘いの好きだからな!」


 プリンを手に取った後、家を出て行く骸。なんなんだろうコイツと皆思いながらも、誰も口には出さない。出来るだけ関わり合いになりたく無いのだ。そしてそれぞれがプリンを食べ終えた後、クマと共に外に出て遊ぶ事にした。


「よし行くぞナラ!」


「じゃあ遊ぼうかクマ!」


「……大丈夫かな、ナラ……」


 ギンは出て行った二人を見て、ナラの体力が持つかなと疑問に思っていたのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ