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5.クラス「Yellow」
希望の5歳児クラス「Yellow」に山岸光星がいる。
今日はクラス全員がテレビで午後のニュース番組を視聴していた。
そこには筆頭保育士の高城順子もいた。
「今日これからの天気をお伝えします」
お天気キャスター、小森静香が可愛らしい服装で語り掛ける。
『ああ、このお姉さん好きなんだよな。可愛いし、キレイだし。ああ~静香さん』
光星の頭の中で、妄想が膨らんでいく。
「ではまた夕刻にお会いしましょう」
『また会いたいで~す』
光星がふと外を見ると、朱里と祥吾がブランコに乗っている光景が目に入る。
『キンコ~ン、カンコ~ン・・・』
保育終了のチャイムが鳴る。
クラスの児童は直ぐに部屋の外へと急ぐ。
光星も急いでクラスの部屋を出ていった。
未希成園の校庭には、保育終了のチャイムが鳴った直ぐ後に、大勢の園児たちが各々のクラスから飛び出してきた。
そして各々が目指す遊具へ一目散に翔って行く。
滑り台、タイヤの跳び箱、雲梯、それに木製の迷路やら。
その他にもユニークな遊具が園児たちを待っていた。
その中で光星が朱里と祥吾が乗っているブランコへ向かっていった。
既に数人の園児が次にブランコに乗る為に列をつくっていたが光星はお構いなし。
その列をカキ分けて先頭に行くとすぐさま祥吾を睨みつけた。




