ドイツ化した北フランスの様子(ブルグント王国の様子)
趣味で書いているので温かい目で見守ってください。
ブルグント王国王都ル・ソレイユにて
(ある組織に所属してる人物からの視点)
「8月9日にあのバカ共が暴れたせいで警察による徹底した摘発が加速してる」
「バカ共が暴れる前は警察もこちらが変なことしない限り見逃していたんだが、あのクソッタレのバカ共のせいでバカ共とは関係ない組織も摘発されてる」
「あのバカ共はどうした?」
「多くは射殺されて、捕まったやつは公開処刑されたな」
「まぁ取り敢えずバカ共の処理は政府がやったから良いが暴徒化したデモに参加してないこちらも摘発対象になったから大迷惑だ」
「あと何故かドイツの『帝国親衛隊』がいたぞ」
「あぁ、それ自分も見たな」
だがあれは凄く残酷だったな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「た、頼む、こ、殺さないでくれ」
「すまんが、抵抗しようがしなかろうが、敵対的行動したものには慈悲がないので死んでくれ」
「や……」パン!
「そっちはどうだ?」
「あ、はいギレ閣下!取り敢えず敵対的行動したものは全員抹殺しました」
「うむ宜しい、ハイドリヒ閣下も喜ぶだろう」
「は!」
「あとあそこの応援お願いできるか?」
「了解てす!」
ギレ閣下と言ったか?あの顔は見た感じフルネームで『ヘルベルト・オットー・ギレ』かな、確かラインハルト・ハイドリヒの側近の一人であると聞いたことがあるな。
「おい、そこのあんた」
「何だお前!びっくりさせるな」
「ああ、ドイツ兵だと思ったか?違うな自分もあんたと同じくフランス人だ」
「まったく驚かせ……」ドン!ドン!ドン!
「おっとやばいな、あんた逃げるぞ!」
「ちょっと待ってくれる!」
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「ハーハーハー疲れた」
「まぁ走ったからな」
「そういえばだがあんた所属してる組織あるか?自分は一言で言えば『民主派』と言うところに所属してる男だ」
「『民主派』か、このふらん…いや今は違うなブルグンドに民主主義を復活させる組織で合ってるか?」
「ああ、間違いない、で、お前所属は?」
「『アバンギャルド国民戦線』だか?」
「『アバンギャルド国民戦線』!?」
「ん?どうした?」
「いや、確かこのパリの名前を『ル・ソレイユ』に変えた政党でいいか?」
「まぁ今ん所やったことのある成果はそれだけだな、で、なんであんたはそんなに驚いてる?」
「考えてみろ、フランスの首都であるパリを変えた政治団体だそ!何処からの声で聞いてると思うが『売国奴』て言われてる政治団体だろう?そりゃ驚くよ」
「まぁそういうふうに考えるのは仕方ない、だがそのフランスと言う国家は無くなり、今は『ブルグンド王国』ていう国家が誕生した、首都の名前ぐらい変わることあるだろう」
「まぁそれはわかるかもしれないがフランス人としてどうもなんというか」
「あれか?日々見守ってくれたものが変わることに対する拒否反応?」
「ああ、それだ」
「まぁそれもあるかもしれないが、変化したものは仕方ない」
「だが…」
「だがではない!もう変化したものに元通りにするのは無理だ!ならばそれを受け入ればいい話だ」
「そ、それは……」
「できないだろう?ならそれでもいい、もしあんたがこの『ル・ソレイユ』と言う名前に違和感があるなら『パリ』に戻せばいい話だ、まぁ自分はパリのほうが違和感を持つがな(笑)」
パンパンパン!
「やばいな、そういえばお前の名前聞いてないな、名前は?」
「ん?名前か?名乗るほどではないが自分の名前は『ジョルジュ・バタイユ』だ」
「『ジョルジュ・バタイユ』ね、なんか聞いたことがあるな?」
「何処で聞いたことがあるのかはわからんが、自分は帰るからな、ではまた会う日まで」
「ああ、また会う日まで」
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ジョルジュ・バタイユ、いい議論だったな
「なぁみんな我々『民主派』はブルグンド王国政府と交渉して摘発されないようにするってのはどうだ?」
「おおイイね、死ぬよりはマシだ」
「命あっての物種だ、やるっきゃないな」
この感じだとなんとか生きれるかもな
ブルグンド王国のベルサイユ宮殿にて
(ブルグンド王国国王ジャン一世からの視点)
コンコン
「誰だ?」
「ペタンです」
「お、ペタン宰相か、はよ入れ」
「は」
「そんな慎まくても大丈夫だぞ、私は所詮ドイツ帝国から国王位につられてやってる傀儡だ」
「ですが悲願の王政復古になったのは良かったのでは?」
「まぁな、で、話があるだろう?」
「ええ、そうですよ、あと妙にフランクですね」
「こっちのほうが言いたいことを言い合えるからな」
「やっぱりフランス人ですからね」
「そうだな、まぁ今は『ブルグンド王国』だがな」
「そうですね」
「まぁ閑話休題話とは?」
「……」
なるほど、えっとここに本があったな
『人に言えないやつか?』カキカキ
『ええ、そうです』カキカキ
「そういえばいいワインが贈られてきてな飲むか?」
「ええ」
グラスを2つ、用意していたワインを持ち、そしてワインを開ける。ポン!トゥクトゥクトゥク トゥクトゥクトゥク
「乾杯!」
「乾杯!」
ティン!
「うん、いいワインだ」
「おいしいですね」
「まぁ取り敢えずさっきの続きだ話とは?」
「国内の問題に関してなんですけど…」
(ここから国内の問題を言いながら、書くという脳を凄く使うやつをやるため読者には書いてるやつを見せる)
『まず先の騒動で帝国親衛隊が動きました』
『まぁ見てたからわかるが指導してるのは?』
『ドイツ帝国から来たラインハルト・ハイドリヒです』
『あいつか、妙に怖い人か』
『ええ、妙に怖い人です』
『それ以外は?』
『ラインハルト・ハイドリヒの補佐をやってるオットー・オーレンドルフ、ハイドリヒの側近で命令に忠実、どんな汚い事もやるヘルベルト・オットー・ギレ』
『オーレンドルフとギレか』
オーレンドルフは見た感じ優しいそうな男だったけどハイドリヒと同じく妙に怖いし、ギレは仕事ができる男みたいな風貌だったな。
『この三人には注意してください』
『注意しても意味がないかもな』
『それはどうゆうことですか?』
『毎回こんな事をやっててバレてないの変だろう?要するに我々は生かされてるだよ』
『それは、そうかもですね』
『それにこんな事してもあいつらわかってるだろうな』
ブルグンド王国のある施設にて
(帝国親衛隊員からの視点)
「この国王気付いていたか」
「まさか本に書いてるものを見てる事に気づいてるとかエスパーですかね?」
「いや、オーレンドルフこの国王はエスパーじゃないぞわかってるから書いてんだよ」
「この新しい技術で作られた監視カメラと言うものをわかってるからですか?」
「そうだと思うな、それに生かされてるのは合ってるし、注意をする必要性がないのも合ってんな」
「ハイドリヒ閣下今度から一緒にやるとかは?」
「まぁそれもアリだな、そういえばギレは?」
「『民主派』と言う政治グループと会談中です」
「『民主派』ね、まぁ穏健なグループだから良いが」
「穏健派以外はどうします?」
「ふん、わかってるだろ?いなくなってもらうよ」
「ええ、分かってますよ、方法は極東の国がやってるやつでいいですか?」
「ああ、それでいい」
後にこの粛清事件は「ジャコバン・テルールの再来」と呼ばれた。




