亡命イギリスとブリテン帝国の現状(1932年)
趣味で書いているので温かい目で見守ってください。
旧ベルファストに建てられた軍事施設にて
(ある亡命イギリス軍高官からの視点)
「あの忌々しいアカ共を崩壊させ、アイルランドを奪還したが」(まぁとは言っても彼奴らポルトガルコミューンで亡命政府とかクソみたいなことしてるがな)
「あのクロ共とは停戦をする羽目になった、何が原因だ?」
「クロ共がベルファストに仕掛けた爆弾が原因かと……」
「言い訳はするな!」バン!(机を叩いた音)
「そもそもちゃんと調査したか!」
「いえ奪還した事で喜びが軍で多く出たのでそんな所に構ってる暇がなかったというか…………」
「は〜〜〜〜〜〜〜〜、奪還した軍は民兵や徴兵が中心か?」
「はい。」
「なるほど、まぁ仕方ないがそこの不注意をするのはいかんな、とりあえず給料は減給な、後々処罰を言い渡す。いいか?」
「了解しました」そして自分の前にいた若い男の軍人は私の部屋へ出ていった。
クソッタレのクロ共がベルファストを再建する羽目になるとは、まぁいい、アイルランド人が北アイルランドからいなくなったからいいとしようか。(まぁ倍返しはするがな、今の所は王立海軍があれをやってるだろうな)
北海を航海中のイギリス王立海軍、戦艦ロイヤル・オークの艦橋にて(ロイヤル・オーク艦長からの視点)
「艦長」
「なんだ?」
「たしかこれブリテン島の海上封鎖ですよね」
「そうだが、まさかだがあのとき寝たのか!」
「ええ」
「は~~〜、わかった私が説明する」
「すいません艦長、あのとき徹夜で仕事をやってたので寝てしまいました」
「良い良いよ、とりあえず説明するぞ」
「はい、わかりました」
「まずこの艦隊と潜水艦隊でブリテン島を永久に封鎖して、物資が届かないようにする、そして秘密裏に分捕った物資をレジスタンス組織にあげ、戦わせる、最後にレジスタンス組織を経由して逃げるイギリス国民を我々が避難させる、とりあえずこんなところだ」
「なんか鬼畜ですね、あとこれ停戦条約に響きませんか?」
「停戦条約には停戦するだけで、戦争はまだ終わってないからな、これぐらい良いだろう」
「いやいや、良くないですよね?」
「その時はドイツと日本がいるから大丈夫だ、それにイギリスの外交力舐めるなよ」
「わかりました、説明して頂いてありがとうございます」
「うむ、今度は寝ないようにな」
「わかりました」
まぁブリテン島にいるブリテン帝国を支持してる国民以外は救う予定だからな、ブリテン島にいる蛆虫共には苦しんで貰おうか。
ロンドンのあるレジスタンスの隠れ家にて
(レジスタンスの一員の人からの視点)
おっと危なかったな、近くに帝国軍の軍人がいたからちびりそうになったぞ。とりあえずこの持ち物を隠れ家に持ち込もう。
そして扉の前にいたレジスタンスの民兵から
「お?おまえか?」
「おまえとかは辞めてくださいよ。自分には〇〇と言う名前があるので」
「わかったよ、わかったよ、ちゃんと名前で言うよ、あと先生方があんたを探してたよ。」
「本当に名前を言いますよね?まぁとりあえず先生方のところに行きますね。」
そして扉のをあけ、先生方がいるリビングへいった。
「先生方ジンとサッカリンですよ。ブリテン帝国軍から盗んできた代物です。」
「ジンとサッカリンか………お!、これを自分の小説に入れよう!」
「あなたはまだ執筆してるのですか?まぁとりあえず自分は自分が作った言語を使って無線のやり取りをしますね」
ジンとサッカリンを見て小説にそれを入れようとする小説家。
自分の作った言語で無線のやり取りをする元イギリス陸軍軍人の小説家。
今いるこの場所でこの濃い人たちとやり取りするのは、正直言うとキツイ。
「小説を執筆してもいいですけど騒がないでくださいね」
「「ええわかってるよ」」(わかってんのかな?)
そんな話をしてる時に扉がドカンと開いた。
「おい!今外見たんだがブリテンの奴らここの近くで家宅捜索してるぞ」
「それはやばいやばい、みんな早くここから逃げるぞ」
「執筆途中なんだけどな…」
「早くしろ逃げるぞ」
もう何なんだよ。
ロンドンのダウニング街10にて(ブリテン官邸)
(モズレー総統の秘書視点)
「総統閣下、これが資料です」
「………………………」
「どうしました?」
「レジスタンスは射殺、中国人は抹殺しろ」
うん?中国人抹殺?ゑ?なんで?
「なんで中国人を抹殺を命令するのですか?」
「………………………」
「わかりました、何も聞きません、ではこれで?」
「それでいい」
「わかりました」
何故に中国人抹殺?まさかあれ?まさかな
ロンドンの現状
(ロンドン市民視点)
「どうですか!このヴィクトリア・ジンはお安いですよ!」
「こちらはちゃんとした缶詰がありますよ、持ち運ぶのに便利ですよ!」
あちこちでは瓦礫と化したデパートで商売する人達が大勢いた、食料を売ってるのが大半なのだが物価の高騰などの影響で下流階級でも買えた食料が買えなくなり、中流階級は前まで買えてた中流階級用の食料も買えなくなり、その代わり下流階級の食料を買うなど、イギリス人にとって屈辱的な日常だった。
「ハイどうぞ、スープだよ」
「ありがとうございます!」
そして内戦が起きた結果食料も不足してきた為、ブリテン帝国はスープの配給を開始した。だがそんなのは焼け石に水であり、そんな配給で満足するイギリス人じゃなかった。
不満は各地で起こり、反乱やレジスタンスによる蜂起が多発、制御不能になった。
そして自分はレジスタンス経由でアイルランドに避難する。
有田権士の言葉 私はこの世に地獄を作って日本を良くした。そして魔王と言われたりとまぁ悪名高き渾名も呼ばれた。だがそれは国の為であり、アメリカもイギリスも同じ事をやるだろう。