蒋介石の失脚と形式的に右派左派の国民党の統一
趣味で書いているので温かい目で見守ってください。
重慶国民政府首都 重慶
(第三者視点)
「これはどうゆうことだ孫伝芳、そして斉燮元」
「クーデターですよ蒋介石大総統閣下、あなたは本日中にこの重慶から追放し、南京に行ってもらいます」
「な、南京だと!何故汪兆銘のいるところに行かなければならない!それに私はお前ら二人以外に味方はいるんだぞ!」
「ええ、ですから邪魔になりそうな蒋介石派の高官は偽の命令で重慶に集めさせ、今殺してるところですね…」
「…………ここで抵抗しても無駄か……わかったわかった南京に行く、だが荷造りの時間ぐらいは与えてくれるよな?」
「ああ、荷造りぐらい与えてやる、おい蒋介石を移動させろ」
「は!」
重慶 蒋介石私邸
(第三者視点)
「……経国は?」(蔣経国とは蒋介石の息子)
「いま荷造りの手伝いをしますね…」
「そうか……美齢手伝ってやれ」
「わかりました……」
「……時間は?………もうすぐか…」
補足 蔣経国はこの時期だと海外にいるが世界がカオスに突き進んでいるので留学=死なため家族と一緒に住み、学校などは現地の海外の大学に入学したことのある人を家庭教師として雇い、政治などを勉強している。
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「………来たか戴笠?」
「ええ来ましたよ蒋介石閣下」
「それで状況はどうだ?」
「一言で言えば悪いですね、孫伝芳、斉燮元の言うとおりにしたほうが安全かと」
「なるほど………やはり諦めるべきか」
「ええ、ここで無駄な抵抗すればあなたも家族も終わります、なのでここは穏便に追放されていったほうがいいですよ」
「そうか……ありがとう戴笠」
「いえいえ、閣下のお役に立てたなら、私はそれで喜ばしいです……………ですが置土産もしとかないと失礼ですよね」
「置土産?それはどうゆうことだ戴笠?」
「まぁこれに関しては閣下には関係がないことですね、私の生死をかけたぶっ飛んだ計画です、まぁ閑話休題ご無事で」
「あぁ…そちらも無事に生きろ」
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蒋介石私邸の外にて
「閣下も無事とは言っていたがまぁ無事ではすみませんよ、地獄へ行くのは確定なのでね」
南京国民政府首都 南京
(第三者視点)
「ゑ?蒋介石が来る?……………は?what the fuck」
「汪兆銘閣下別の言語が出てますよ」
「あ………すまん慌てすぎて英語出てしまった、まぁ閑話休題」
(他の政府要人「閑話休題?????」)
「なんで蒋介石が?」
「クーデターで追放されて、その追放先がここだからです」
「…………もう一回言おうwhat the fuck!?」
(他の政府要人「なんだこの指導者?????」)
北京人民政府首都 北京
(第三者視点)
「………よって陳独秀氏が死んだことで新たなる指導者に朱徳を選ぶことになりました!朱徳新国家主席殿お言葉を!」
「どうもどうもどうもこの北京人民政府の新たな指導者になりました朱徳であります!そして我々の組織『漢民族救済委員会』は漢民族を救済し!漢民族の敵をぶっ潰すことを宣言致します!」
「朱徳新国家主席に万歳!漢民族新秩序構築を推進せよ!」
補足 漢民族救済委員会は張作霖首相暗殺に成功後、満州で徹底的に弾圧されたために、本部を北京においた。そして北京人民政府内で主導権を握ると、この朱徳新国家主席就任の一日後に朝天へ侵攻することになる。




