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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
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ピーちゃんの仕送り

作者: はとぽ

やっとの思いで購入した新しい家に来た。

しかし、新居に気を取られた俺は後ろから迫る野獣に気づかず、目が覚めたら...

異世界に転生していた。


ということで異世界に転生してしまった俺はもちろん行く当てもなく、目が覚めた場所付近の平原をぶらついていた。

まぁまだ異世界かどうかもわかってないんだけど。なのになんで異世界って言ったのかって?だって野獣に襲われて転生とかもう行先は異世界しかないでしょ?ね?ね?謎理論でごめんね(∀`*ゞ)テヘッ

まあそんなわけで絶賛徘徊中なんだけど、何もない。村か何かが見つかればいいなって多分三時間くらい歩いてるけど森とあたり一面に広がる草原以外に何もないんだ。


どうしよう、このままじゃ死ぬかもしれんぞい...。こっちに来てからずっと歩きっぱなしだから結構疲れてきたし日が暮れるまでに何としてでも人は見つけたい。


そんなことを考えていると森のほうから人の声のようなものが聞こえてきた。


「トゥーノ!お前のことが好きだったんだよ!!」

「やめてくださいよ先輩!」


嫌な予感しかしないけど一応見に行ってみよう。


俺はこっそりと木の陰から声の主たちの様子を覗いてみた。するとそこにいたのは裸の男二人組だった。片方がもう片方を押さえつけて何かしているようだ。


「うわぁ、やばいなこれ。かなりキツい」


「だれだ!」


き、気づかれた!?まずいどうしよう...そうだ!


「も”ぉ”ぉ”う”」


「なんだ..ウシガエルかよ。脅かすんじゃねぇよ。さ、トゥーノ、続きだ。」

「だからだめですって先輩!あっ、ちょやめてくださいって!」


ふぅ...まさかこんなところで小さいころ鍛えていたウシガエルの物まねが役に立つとは...。人生何があるかわかんないな。


そうして俺は音をたてないようにしながら慎重にその場を後にした。


「はぁぁ、緊張したぁ。気づかれるとは思わなかったな。」


しかし今更気づいたけどあそこで出て行って町の方向とか聞いたほうがよかったかな.....いや、ないな。あんなことしてるやつらのところに聞きに行って俺まで襲われたくないしな。うん、俺がやったことは正しかったな。


「しっかしどうするかなぁ...お、あれ壁じゃないか?」


そんなこんなで現れた壁に向かって俺は歩き出すのだった。~完~

ホモガキでごめんなさい

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