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中古のらくがき帳  作者: 暁 乱々
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残虐の青

 青色にどんなイメージを持っていますか?


 快晴の青、水の青、信号の青……。順風満帆で遮るものがなく、安全なイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。私のイメージも同じです。しかしあるとき、青は残虐なものになり果てるのです。


 ここに書いたばかりの作品があります。ノーチェックの作品です。

 私はプリントアウトしたものをクリップボードに挟み、二色のフリクション(摩擦熱で消えるボールペン)を手に外へ出ます。行き先は公園のベンチか喫茶店。そこでフリクションを片手に、作品を読みます。そして、ん? と思った場所を見つけたとき、原稿に青い大きなバツを入れるのです。


 書いた内容が大量に消え去る瞬間です。時間の空費と減る文字数、その両方が私に突き付けられます。青は極めて残虐です。もちろん、バツだけでなく入れ替えの場合もあるのですが、どっちにしろ大幅修正に変わりはありません。家に帰ったあと、書き直します。たった一万三千字でチェック一時間、書き直し三時間。その後、画面上でチェックし、裏面にプリントアウトします。

 日を改めてまた外でチェックし、今度は赤を入れます。チェック百分、書き直し三十分。誤字や点の位置などに違和感があるところに印を打つだけ。赤は青に比べれば穏やかで優しいのです。


 青と赤、両方欠かせない印です。でも、残虐の青の方が作品に大きな影響を与える気がします。


 上記はあくまで、初心者の私のスタイルです。マネする必要はありません。このサイトにアップしたある作品で実践してみて、いいなと思っただけです。その作品はネット小説大賞応募中ですので、再度の推敲が必要です。あと、ある外部公募に初チャレンジする予定があり、青ペンで繰り返し推敲しようと考えています。

 しかし、もっといい方法があるのでは、と思うことがあります。できることなら、公募経験者の意見を聞いてみたいです。

 ちなみにペンの色は正確には水色です。濃い青は黒字に同化し、おすすめできません。

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