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ぼくのなかにいる  作者: 人工的な深爪シール
序章:彼は現実を知る
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006:自我の境界線

「んー……」


 証拠隠滅を考えながら、思う。

 僕ってこんな動けていたっけ――僕ってこんな強かったっけ。

 運動神経は中の中。

 反射神経は人並み。

 果たしてそんな人間が、よくわからない能力ありきとは言え、盗賊四人相手に勝ててしまった。

 罠ありで、ハンデや油断もあっただろうけれど。

 それでも、今まで異世界で生き抜いてきた盗賊を罠程度で軽くいなせるなどとは到底思えない。

 はっきり言ってしまえば、おかしいのだ。

 この取って付けたような強さはまるで勇者のようだ――転移直後から異常な力を所持した勇者のようだった。

 まあ、確かに僕は勇者だけれど、出来損ないである。

 王国にいらないと言われて捨てられるくらいには出来損ないである。

 今更――力が覚醒するなんてあり得るのか。


 ……いや、そうじゃないか。


 多分、あの時。

 勇者から見逃されたか、誰かに助けられた時、何かが起きた。

 何がとははっきり言えないが――確実に何かが起きた。

 今のところは、誰かが僕に力を寄越したと考えるのが妥当だ――果たしてどう言う意図があるのかはさっぱり分からないけれど……意味があるとは思えないけれど。


「生き残ってると思えば儲け物、か?」


 死んでないことを考えるならば、僕は感謝すべきなのだろう、多分。

 その「誰か」の狙いはさっぱり分からないが……少なくとも今のところ直接接触して来る様子はない。

 放置しているのか。

 はたまた、何かを待っているのか。

 それとも、全くの見当違いか。


「……まあ、なんにせよ」


 壁に手をつくと、血が掌にぬちゃ、と音を立てながら染み付いた。

 足元に目を向けると、喉を一突きにした盗賊が目を見開いて倒れていた。

 何をするにしても、転がっている死体を片付けてからやった方がいいだろう。


「……そういえば」


 ちょっと、試してみたいことがあった。

 思いつきのまま、先ほどまで僕がさっき投げた本を持ってくる。

 分厚い魔法の参考書。

 目的のページまでめくる。

 ええと、確かこのへんに……あった。


火炎球(ファイアボール)


 火の玉。

 火の適正が必要である。

 火魔法の中でも基礎中の基礎であり、これの構築度によって魔術師のレベルが計れるとも言われる。

 火力そのものはかなり微細な部分まで調整可能であり、大げさに言ってしまえば火種から魔物焼失までの調節が出来る特性がある。

 ゆえに、様々な用途でよく使われている。


「……なるほど」


 で、二つ目の本。


 『魔法基礎~ゴブリンでもわかる魔法を知ろう~ 著:レイル』


 ――魔法を放つ際、もっとも大事なのはイメージです。 

 イメージ。

 つまり想像。

 妄想でもいいです。

 現実に起きることだと思い込むのが大事です。

 世界に祈るのですから、そのくらいは必要です。

 例をあげます。

 みんな知ってる基礎的な『火炎球(ファイアボール)』であれば、必要な火力を心の中で想像します。

 想像して、想像して、思い描いて。

 はい、唱える!

 出来ましたか?

 出来なければイメージ力が足りないか、魔力が足りないか、適正がないか、いずれかになります。

 失敗は当然あります。

 けれど、がむしゃらにならず、冷静に結果を分析して、自分がどうするべきかを考えてください。それはきっとあなたの将来にも――


 本を閉じた。

 たまに人生教本になるから読み辛いんだよな、この本。

 とにかく、魔法の発動方法は分かった。


 イメージ。

 思い込む。

 世界に祈る。


「……『火炎球(ファイアボール)』」


 ……。


 …………。


 ………………。


 ………………いや、わかってはいたけれど。


 全く、発動しない。

 無反応。

 参考書にも書いてあったけれど、魔法発動にはやはり適正なるものが必要らしく。

 そして、僕に適正はないらしい。

 もし使えたのなら、死体を焼却処理でもしようかと思っていたのだが、そう上手くいかないようだ。

 現実は非情である。


「……はあ」


 というわけで、結局手作業だ。

 血の臭いや、吐き気を催す不潔な臭いが馬車に充満しているので今すぐにでも外へ蹴飛ばしたい気分ではあるが、外の盗賊にバレてまた追加で来られても阿呆らしい。

 臭いを我慢すれば良いだけなので、ここは僕が耐えるところだろう。


 一度、結界に触れさせて意図的に死体を炭にする方法も考えたが、すぐに断念した。というのも、人間の死体は思った以上に重いものだったからだ。

 よくよく考えれば当たり前なのだが、僕より体が大きく更に筋肉もついている男の死体を結界に投げつけるなど、土台無理な話である。

 結局、せめて邪魔にならないようにと全ての死体を壁に寄りかからせるのが精一杯だった。


「とりあえずこんなところか」


 手についた血糊をぱんぱん、と払う。もっとも、血糊はこの程度で落ちたりはしないので気分の問題である。手を洗いたい。

 くるり、と周りを見渡す。

 盗賊が来る前とは大分内装が変わっていた。

 棚の中身は散乱し、回復瓶はあちらこちらで割れて破片を撒き散らし、床には盗賊の濁った血溜まりがこぼれた回復薬と混じって妙な光を放っている。淡い緑の蛍光色が馬車をぼんやりと照らしていた。


 静寂。

 正反対に、外は様々な音が行き交っている。冒険者と盗賊の喧騒。

 剣を打ち合う音と咆哮。断末魔。悲鳴。

 外はいたって平穏とは言いがたいが、まあ大体盗賊の悲鳴なので大丈夫だろう。

 窓の外は、筋肉達磨の健闘ぶりが見える。

 見えて、聞こえている。

 そして。

 犬少女は、静かに眠っていた。

 傷付くことなく。

 起きることもなく。

 すやすやと眠っていた。


「…………一息つくか」


 外は相変わらずの喧騒だが、冒険者が優勢のようなので、少し休憩しようとした――そのときだった。

 がたん、と発車時の感覚。


「っ、っと!」


 危うく転びそうになった。

 突然の馬車発車。


「どうして急に――」


 別段、危機回避のためには不思議なことではない。

 例えば、もう盗賊はいなくなり、ここを離れるためすぐさま発車した、とか。

 そんな風にも考えたが――それにしては外が騒がしすぎる。

 いくらなんでも、商人だけで逃げるようなことはしないはずだ。

 となると、まさか――。


 嫌な予想に僕は慌てて後方の出口に向かい、そしてその眼前には想像通りの光景が広がっていた。

 景色が揺れ動いている。

 加速している。


 ――全ての人間を置き去りにして。


 そこには、呆然とした盗賊と冒険者の顔が見えた。冒険者はともかく、盗賊まで呆気に取られていたのは気にかかったが――それどころではない。

 冒険者が驚いているとなると、確実に味方ではないのだ。

 冒険者の敵がこの馬車を動かしていることになる。


「盗賊……!」


 このまま薬ごと持ち去る気か。

 悩んでいる余裕はない。

 今こうして考えている間にも加速し距離は離れていく――!


「っくそ!」


 僕にできることはこれしかない――今馬車を止める方法は思いつかないし、実行できたとしても無事でいられる保証はない。

 だから――この犬少女の身を優先する!


「……っせー、のっ!」


 僕は。

 ボロボロの制服を犬少女に絡み付け。

 犬少女をワイヤーで縛り付け。

 砲丸投げの砲丸の姿に近くなった犬少女を投げ飛ばした。

 正直頭がおかしかったと思う。

 途中で落下したらどうするつもりだったのだろう。

 とんでもない方向に飛んでいったらどうするつもりだったのだろう。

 それ以前に空気抵抗とか諸々考えたら長距離を投げ飛ばせるはずもない。

 考えれば考える程に頭のイカれた対処法だった。

 何が少女の安全だろうか。


 ただ、そのときは、「誰か」が力を貸してくれた。


 本来、僕にそんな遠距離にいる男の表情が見えるはずもない。

 僕程度の筋力で飛ばせる距離など知れている――そのはずなのに、カインと呼ばれた筋肉達磨に、的確に、胸に収まるように犬少女を投げつけることができたあたり、どう考えてもそうとしか考えられなかった。

 異常な視力と、異常な筋力。


「――任せた!」


 あらん限りの大声で、僕は叫ぶ。

 喉が張り裂けそうなくらいに、カインという男に伝える。

 届いたかどうかはわからない。

 そもそも、犬少女が届いたこと自体が奇跡なようなものだ――そこから飛んできた方向の、段々と遠ざかる僕の声など聞こえたとは思えない。

 それでも、ちゃんと言っておきたかった。

 こんな状況で自分で守れなかったのは情けないが。

 こんな状況で他人を頼ってしまったのは、申し訳なく思うが。

 それでも、安全を確保できないよりはマシだった。


「げほっ…………さて」


 僕の仕事は、まだ終わっていない。

 この馬車を止め、盗賊と思われる者を倒す仕事が、まだ残っている。

 とりあえずは、馬車を止めること。

 そのためには、どうすれば良い?


「一つは運転手もしくは馬そのものを止める」


 原動力さえ止めてしまえば、車だろうが馬車だろうが止めることは可能だ。しかし、これを行うためには僕に馬と盗賊の頭を止める力が必要だし、なにより僕自身が馬車の前方に行かなくてはならない。それはこの馬車の構造上不可能だし、危険だ。


「もう一つは……馬車を走れなくすること」


 原動力が止められないならば、作用する物体そのものを止めれば良い。

 車ならばタイヤだから、この場合――馬車についている車輪。


「そっちのほうが現実的だな」


 車輪ならば馬車の構造的にも干渉は可能だし、なにより壊してしまえばいいだけなのだから気が楽だ。

 弁償代は知らない。

 馬車よりきっとこの封印薬のほうがよっぽど希少であるだろうと仮定して――僕は馬車を止めることを優先した。


「さて、と――」


 出口から馬が繋がっているであろう前方を振り返って、止まる。

 正気に戻ったかのように――頭が冷えた。


 ――馬車を止める、だと?

 僕は――何を言っている?

 何を――助けるのを当たり前みたいに言ってるんだ。

 何を――取り返すことを前提で話を進めているんだ。


「……もう、助けた、よな」


 少なくとも、彼女の命は。

 助けたはずだ。

 いつから、僕の優先順位は薬を守ることに切り替わってるんだ?

 いや。

 なんで、僕はそもそも助けようとした?


 ――助けろ。


 何で僕は、そもそも。

 誰かもわからぬ、こいつの声を聞いている――?


 ――助けろ!


 一際大きい声が頭の中で反響したと思った瞬間。

 僕の心臓が――握り締められた。


「ぐぅぁあっ……!」


 堪らず――叫ぶ。

 叫び――ぶっ倒れる。

 僕はそこらにあった回復薬やら商品やらを巻き込みながら倒れこんだ。落ちて割れた瓶の破片が僕の皮膚を裂いたがそんなことは些事だった。

 決して浅くはない傷だったが、僕にとっては「そんなこと」と思ってしまうほどに心臓が痛い。


 ……いや、違う。

 心臓じゃ、ない。

 奥だ。

 それより――もっと奥だ。


 有り得ない話だが。

 まるで。

 まるで、魂が握り締められているような感覚だった。

 そして、それが、奪われそうな気がした。


「……ふざ、っけんな……!」


 僕はありったけの気持ちをこめて悪態をつく。僕の気持ちなどたかが知れているが、それでも力は入った。思いっきり力を込めて、床に爪を立て、歯を食いしばって耐える。


 ――助けろ。


「わかってんだよ、そんなことは……!」


 身体に力が入る。

 乗っ取られそうなほど、意識が薄れかける。


 ――お前がやらねえなら、俺がやる。


「やるさ……やれば、いいんだろう……!」


 思いっきり、床に拳を打ち付け起き上がる。

 血が滲んだような気がした。


「っ、はっ、はっ、はっ」


 何をやっているんだろう、と思う。

 既に犬少女の身柄自体は冒険者に預けてしまったのだし、ここまでして薬を守る理由は一切ない――ここまでして得するのは、この依頼を受けたという冒険者達だけだ。

 だから――僕がここまでする必要はないはずなのだ。

 けれど、僕の身体が止まらない。

 僕の中に、声は響き続ける。


 ――助けろ。


「……わかってるよ」


 そうすることが正しいのだから。

 間違ってなんか――いないのだ。

 僕が、おかしいのだから。

 ()()()()選択肢を取れるのも、僕がおかしい証拠なのだろう。


「……よし」


 心臓か、魂か――ともかく、痛みが治まったのを確認して、僕は、盗賊を()()()()()

 まあ、「誰か」の力がなければ出来ない芸当だっただろうが――馬車を止めるために、「誰か」は一時的に力を寄越す。


 僕は、前準備として出入り口ギリギリに寄り、そこの位置から馬車の壁を蹴り抜いた。いくら木製であるとはいえ、貨物用の馬車は頑丈にできるはずなので、本来の僕ならこんなことはできるはずがないのだが……相変わらず、「誰か」の力は規格外だ。


 綺麗に、ぽっかりと、僕が衝撃を与えた部分だけがくり抜かれ、僕の足が通る分だけ穴が貫通した。


 そこで、僕は穴に足を通した状態で膝を曲げ、落下しないようにストッパーとして身体を固定した。ワイヤーがあればこんな面倒臭いことしなくても良かったんだけれど、犬少女に使ったのが最後なので、致し方ない。

 そして、「誰か」の力を借りた状態であらかじめ出入り口付近に運んできた死体を。


「ってわけだから、南無」


 無情に。

 非情に。

 道徳観や倫理観もなく。

 僕は、ダズ死体を、車体から身を投げ出す形で車輪に投げつけた。

 非常に罰当たりである。


「……なるほど」


 すっぱぁあん、みたいな。


 そんな振り切った破裂音が、車輪に死体が衝突したときに聞こえた。

 音おかしいだろ。

 そんな炸裂音を響かせたものだから、ダズ死体がどうなったのかは言うべくもなく、バラバラになってあっという間に後ろに転がっていった。

 ……南無。


 しかし、一体じゃ足りなかったらしい。

 じゃあ、二体目。

 できれば、これで外れて欲しいものだ……三人目は炭に近いので破壊力がまるでないためである。

 そんな願いが届いたのだろうか。


 ばごん。


 二体目の死体が衝突した瞬間、そんな破損音とともに車輪が外れ、高速で吹っ飛んでいった。一体目の衝撃で多少は外れたくなっていたのかもしれない――。

 と、思えば。

 思いっきり車体が傾いた――いや、考えれば当たり前だ、元の世界だって車がタイヤ一つ欠けた状態ではろくに走れないのに、こんな異世界の車が状態を維持できるわけがない。


「……っん、の野郎!」


 今の僕の体勢は、壁を蹴り抜いた穴に脚を通すことで辛うじて馬車に踏み止まっている状態である――もしすっぽ抜けてしまえばこの暴走状態の馬車から落下してしまう。

 落ちてしまえば、無事でいられる保証はない。

 だけど――


「キッツイなあ……!」


 言ってしまえば、僕は脚一本で耐えているのでいつ落ちてもおかしくないのだ。

 だから、もし。

 そう、例えば、たった今のように。


 蹴り抜いたところから脱輪の影響で板が割れて僕の脚がすっぽ抜けた場合、僕の命綱はなくなるということである。


「っくそ……!」


 僕の痛恨の叫びは虚しく響き、宙に投げ出される。

 馬車から――振り落とされる。

 同時に――「誰か」の力が消える。

 走馬灯のように景色が一瞬で駆け抜け、馬車が離れていくのを――ゆっくりと確認した。


 一瞬の浮遊感。


 そして――激突。

 ぐしゃっと鈍い音を立てて地面に衝突し――その馬車のスピードのまま慣性に引っ張られ、地面を転がった。

 異世界の地面は整地などされていない。更にここは森の中だ。僕は落ちている石などで深い傷を作りながら転がった。


 せっかく治った腕が切り裂かれて鮮血を撒き散らし、体のあちこちを強く打つ。

 まともに考えることなど出来はしない。

 とにかく怪我を最小限に抑えようと、丸く身体を折りたたんで対応したが、それでも少なくない傷と、激しい頭痛に見舞われる。

 十数メートルは転がっただろうか、ようやくスピードが落ちて僕の体は止まった。


 服も体もズタボロである。

 口の中に入った土が、精神を萎えさせる。

 ……せっかく回復薬を飲んだのにもったいない。


 少しの後悔とともに顔を上げると、車輪が外れた馬車が本来当たるはずのない部分を地面に擦り付けながら激走している。流石にもう走れないらしく、見る見るうちにスピードが落ちていく。


 そして数十メートル悪あがきした末、止まった。

 止まってからすぐ、馬車を動かしていたであろう男が車輪の状態を見に後方に回ってきた。 


 顔は見えなかった。

 見えるはずがない。

 あの異常な視力は消えている。あの力がなくなった今、僕はただの人間だ。

 近付いて見るしかない。


「ぐうっ……!」


 だが、体は動いてくれない。

 当たり前だ。あの勢いの馬車から落ちて動くほうがおかしいだろう。それほどに僕は負傷していた。

 動かそうとするたび、何かが軋む。

 体が色々と限界らしい。


 いや、だけど――大丈夫なはずだ。

 平気なはずだ。

 痛いだけだ。

 僕はもっと、酷い目にあって来ただろうが。

 それに――()()()()()()()()()()()()()


 僕はゆっくりと体を起こす。

 ゆっくりと、動き出す。

 こんなのは誤魔化しに過ぎない。

 だけど、それでいい。

 ここまで来たのなら、やるしかないだろ。

 ここまで来て、ここで逃げるのは、諦めて止めるのは、なんか……嫌だ。


「はっ、はっ、はっ……!」


 短く、小刻みに呼吸し、息を整える。

 痛みを誤魔化し、暗示する。


 ――行けるな。


 ああ、行ける。

 動く。

 取り返してやる。


 その気持ちが僕のものかどうかは分からない。

 「誰か」に洗脳を既にされていたのかもしれない。

 だが、どうでも良かった。

 やらなくてはならないという思いが、僕を動かしていた。

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