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肆
人に喰われる夢を見た気がする。いや、あの異形は人では無かった。
久しぶりだ、夢であんなに怯えたのは。
ベットから起き上がる。おかしいな、何時もなら陽射しが刺して朝だと分かるのに。
昨日の天気予報では今日は晴れだったのに。
天気予報も当てにならないな、そう思いつつ何となしにカーテンを開けて外を見る。
そこで驚愕した。
自分の部屋の外は全て何かの蔦にから娶られていた。
「キミわりぃな」
夏だと言うのに鳥肌が立つ。どうみてもまともじゃなくなっている。
怖さ半分、興味半分で外に出る。
空は灰色に赤色を混ぜたような禍々しい色合いで、不気味さに拍車をかける。




