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一人っ子の一人暮らし  作者: 歪なれもん
2/3

01 先輩

今日二連続投稿歪なれもんさんです!

プロローグみたいに文章が短く、変かもしれませんが

見て行ってくれたら嬉しいです...()


「ねえ君、中学生?」



急に話しかけられ、足を止める。そこには二つ上の高校生の女性がいた。

私は戸惑いながらも答える。

「は、はい..。そうですけど..?」

そういうと、女性は笑いながら言った。

「中学生なのにここにいるとは珍しいねー」

私が「なんなんですか?」と言おうとすると女性が私の言葉をかき消し、

「私白井千奈乃!君は―?」

急に自己紹介され、初対面でヘラヘラしながら話しかけられるのに

わたしは困惑した。

長い長い沈黙のあと千奈乃さんが口を開けた。

「...ふー、私はただ仲良くなりたいだけなんだ。名前ぐらい教えてくれない?」

疑いながらも、信用し私は名前を教えた。

「...暁山檸檬」

そういうと千奈乃さんは喜んだ表情を見せながら口をあけた。

「おー!よろしくね、れもん♪」

ため息をつき、私は千奈乃に手を差し出し言った。

「よろしくお願いします。千奈乃さん」

千奈乃さんは私の事を「ふっw」と笑った後私の手を取り、言った。

「ふふ、れもん面白いねえ、、。私はれもんの先輩だし、千奈乃先輩..って呼ぼっかあ?

 敬語もなーし!」

ちょっと先輩という先輩がこんなバカバカしいのに私は笑ってしまった。

千奈乃先輩は「むっ!」と顔をしながら、私に問いかけてきた。

「もー!何がおかしいの?」

と、不満顔をしている千奈乃先輩にその問いかけに答えた。

「ふふw、私の先輩がこんなバカバカしいのに笑っちゃって..w」

私は今、本当に幸せだった。さっき泣いてたのが嘘みたいに。

千奈乃先輩はさっきの笑ってた顔から真剣な顔になり、私に問いかけた。

         「...れもん、親に、捨てられたの?」

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