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黄色のゼラニウム  作者: 子猫
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第一話 出会い

初めての小説です。

読んでくださる方がいらっしゃると嬉しいです。

学年を重ねるごとに恋模様が加速していくので、よろしくお願いします。

現在、高校1年生の6月、私は大好きな人たちを傷つけたくない一心である決断をした。


私、小林花梨こばやしかりんには3人の大好きな人たちがいる。佐藤杏香(さとうきょうか)西川翔平(にしかわしょうへい)くん、渡辺碧(わたなべあおい)くんだ。

私たちは幼稚園から小学校の9年間、同じ環境で育った。とはいっても、幼稚園の時はそれぞれが別に仲の良い友達がいて、4人揃って仲良くなり始めたのは小学3年生の頃だった。小学3年生の春、クラス替えで初めて4人が同じクラスになった。

まずは、私たち4人の本当の意味での出会いと経過を辿ろう。


元々、私と杏香はマンションが同じで毎朝一緒に登校していた仲良しさんだった。


「今日クラス替え発表あるね!3・4年生こそ花梨と同じクラスになりたいなぁ」

「花梨も杏香と同じクラスになれたらいいけど、仲良い子同士は別にされるってママが言ってた!!」

「そうなの?!花梨と同じクラスになれるなら、怖いって噂の杉山(すぎやま)先生が担任でもいいのに…」


こんな他愛もない会話をしながら、私たちは学校に着き学年の先生からクラス替え名簿を受け取った。


「え?!ねえ杏香、私たち同じクラスだよ!出席番号も前後じゃん♩」

「嬉しすぎる…2年間は確実に花梨と一緒とか楽しみ!あ、翔平くんと碧くんも同じだね」

「えーと………あ!そうだね〜」


私は特に気にも留めないで新クラス最初のHR(ホームルーム)に出席し、担任の杉山先生の発案で他己紹介なるものをする事になった。他己紹介とは、他者が自分の事を紹介する事だ。

小学1・2年生の時も同じクラスだった男女でペアを組まされたのだが、私は碧くんと杏香は翔平くんとペアになった。


「こちらは、渡辺碧くんです。得意なことはバスケットボールでミニバスに所属しています。」

「小林花梨さんです。猫と本を読む事が好きで、家には沢山の小説や漫画があるそうです。」


「西川翔平くんです。翔平くんは野球とゲームが好きなそうです。」

「佐藤杏香ちゃんです。動物が好きで、うさぎを飼ってるそうです。」


こんな風に上手とは言えない他己紹介が終わり、伝達事項が完了すると、HRは解散となった。私は杏香と2人で帰るつもりだったが、なんとなく4人で帰る流れになっていた。スムーズには話せなかったが、次の日曜日に碧くんの家に4人で集まることになった。

拙い文をお読みくださりありがとうございました。


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