白金少女の物語

ありふれた日常生活を送る中学二年生の少女ひなつ。
ある夜、ミツカイ降ろしと呼ばれる術で異世界に召喚されてしまう。
神の戦士であるミツカイは人では持てない強力で特殊な力を持つ。
ヒーナがミツカイとして召喚された国は、他国に比べて文化面は高いが軍事的に窮地に陥りつつあり、ヒーナはその国の最後の希望であった。
戦争を嫌い元の世界へ戻る事を願うヒーナは、その国の神直々の願いを最初で最後として聞き入れるのだが、そこで勝利の喜びと失う悲しみを知る。
他国の特殊な力を持つ強力なミツカイ達と戦い、苦悩と葛藤の中、時に笑い、時に怒り、時に涙を流して成長していくヒーナは、フラン国を救う救世主となれるのか…。