詩 欠落している
掲載日:2026/05/17
何かが欠落している。
自分でもその感覚があるのだが、詳しいことは分からない。
もちろん他人なんか、もっと分かるはずがない。
しかし他人と比べた時、何かが足りないと気づいてしまう。
あの子はキラキラしているのに。
あの人は、堂々としているのに。
自分には両方ない。
望んでみるが、どうやったらいいのか、分からない。
自分だけどうしてのけ者なのか。
問い詰めても答えは出ない。
皆を見ながら「いいな」と羨ましがる。
何がいけないんだ?
何が足りないんだ?
一生懸命、生きているのに、不公平だ。
自分だって欲しいのに。
自分だって、他人と比べたくはないのに。
文句を言ってもしょうがない。
誰も聞いてくれないのだから。
1人で怒って、1人で泣く。
「あーあ、どうしようか」
そう呟くと、ベッドに横になるのだった。




