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光眠る島

作者:
 月刊の女性編集部に所属する中嶋敦(29)は失敗続きで自分の担当ページも持てず、自信を喪失していた。ある日、上司から石原隆(56)の寄稿をもらうことを条件として、特集企画の一部を任される。取材のテーマはK島の『選定祭』という長年やり手が揃わず今年ようやく実現となった祭事。そこでは、島の若い女性が、祭で神々と踊り、最終的に島を守る巫女として認められる。
 中嶋と石原は表向きは大城和子(28)の要求のとおり、島の現代アートを宣伝するという名目で来島するが、実は、その祭に隠された歴史や意味を面白く取り上げようと考えていた。
 偶然にもK島の元司祭であった大城ミエ(78)の残したテープを聞くことになった石原。失踪した彼女は、島の祭が当時の島の統治者らによって整形されたものであると言い残し、本来の祭の意味するところを探りに出たようだ。
 祭の準備に忙しない島で、闖入者の2人はやがて長年読み解かれなかった、その地の伝承の意味を知る……。
2025/09/11 03:00
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