supportted by 時空支配人
米田信次郎殿。貴方は数ある人物の中から選択され、幸運な事に今回選ばれた。貴方はその"選ばれし者"と言う自覚を持ち、これからのミッションをこなして欲しい。単刀直入に話そう。これはゲームみたいなものである。江戸時代から脱出したいのなら、今から私の言う3つの要件をクリアして貰わねばならない。
①「相野光」を探し出せ。
②お主の先祖を探し出せ。
③、①と②を1ヶ月以内に達成せよ。
これらを達成した場合貴方に更なるステージへと導かれる事になるだろう。 supportted by 時空支配人
「マジで紙一枚にまとめてやがる。突っ込み所満載のミッションであるが、どうやらこの時代から抜け出す方法は、これしかないみたいだな。」
どうやらこのミッションを1ヶ月以内に達成出来なければジエンドの様だ。信次郎は即座に行動を開始した。まずはミッション②から取り掛かる事にした。自分の先祖なら見つけやすいと思ったからだ。米田の家系図を辿る事にしたが、これは少しやっかいであった。現代人の信次郎が江戸時代中期の先祖に辿り着くのは相当な骨折り仕事であった。
そしてもう一つのミッション①については、手がかりすらも掴めぬまま、時間が過ぎて行く。信次郎一人ではあれもこれも出来るはずもなかったが、七三吉はそんな信次郎に最大限力を貸してくれた。
勿論、江戸城剣術師範の仕事もあるので付きっきりで信次郎の手伝いを出来る訳ではなかったが、配下の者3人を信次郎専属にしてくれていた。それだけでもありがたいのであるが、江戸に住む米田・相野姓を調べたり、3人よれば文殊の知恵とばかりにリサーチしてくれていた。一人では土台無理な仕事量であったが、配下の3人はやってくれていた。
これでミッション達成は楽勝かと道筋をつけたに見えたが、1人が3人になった所で調べあげられる事等たかが知れていた。そこで信次郎は七三吉から借り受けた3人の配下を信次郎も含めて2つに分けた。これで二兎を追うことなく、集中して作業に取り組める。この作戦は効果適面であり、AとBの班に分けた所、相野姓の人物がいる場所をA班は見つけた。