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不思議の国だがアリスはいない!?  作者: ユタ
お茶会編
6/15

4話 アリスについて

ダメだ…よく分からない文章になってる…

アリスって知ってる?それを聞いた時ハッターは一瞬動かなくなった。数秒経って口を開いた。


「アリスか…知らないな。名前だけ聞いたことあるな。」

「…やっぱりね。私も本でしか見たことがないから。ハッターすごい知識量だから知ってるかなって思ったけど…」

「ごめんね。この国にはアリスは存在していないから、流石の俺でも分からないや。」


変だ。誤魔化されてるような気がする。アリスについてなにか知ってるのか?でもハッターが誤魔化す事なんか滅多にない。あまり気にしないでおこうかな…


「やっぱ誰も知らないのか〜。この国にも来たらいいのにな、アリス。」

「俺のアリスの予想は可愛い女の子だな!」

「うわっ…ミツキいきなり話に入るなよ。」

「アリスの話してたからな!」

やっぱり皆アリスの事気になるんだな。そりゃそうか。不思議の国に落ちてくるアリス。同じ不思議の国だから気になるよな


「なになにー?なんの話してるのー?」

「僕も…混ぜて…」

いつの間にかチェシャとネルムも話に参加していた。


ミツキは興奮気味に

「アリスのイメージの話をしてるんだ!」

「アリスのイメージ…僕は…静かな子がいい…」

「お前…それ自分が寝たいだけだろ」

「うん…当たり前でしょ…」

「もしかしたらアリスは男の子だったりしてね。」

「それ面白いなチェシャ。」

「でしょー!もっと褒めていいよ!シエロ!」

「褒めてないし。調子に乗るな。」


会話が弾んであっという間に時が過ぎた。どんちゃん騒ぎだね。私はこの時間が大好きだ。皆とバカやっていけるのが。ハッターは呆れながらも私達を見守るような目で見ていた。

………

「またにゃー!」

「おう、またな」

ミツキが手を振りながら言った。

「次も絶対来いよー!」

「わかってるよ。じゃあな」

私が帰るときにハッターがポツリと呟いた

「アリス、ね…もしかしたら…」

「ん?なんか言ったハッター」

「いいや。なにも。またねシエロ。」

「?あぁまたな。」


こうして私の長い1日が終わったのだ。だけどハッターは一体なにを言いかけたんだろう…

…まぁいいか。明日はなにをしようかな。



アリスの話は皆興味津々ですね。ハッターさんは何か知っているのでしょうか?

次は今まで出ていた人達の人物紹介です。性格やらなんやらを教えたいと思います。

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