9話 見つけた!
今日は更新ペースが早いですな
私は女王様がハッターの所にいるという情報を聞いて帽子屋邸へと来た。
(頼む…居てくれ…!)
そして勝手に屋敷内に入った。不法侵入ではない、これも仕事だ。
中に入ると、なにか音が聞こえてきた。話し声も聞こえる。
私はこっそり様子を聞いた。
「今日は思いがけない客人が来ていて驚いたよ」
「ほんとだよ!最初見つけた時凄い怖かった…」
「それは…ミツキがビビりなだけだよ…」
「ひどっ!」
…お馴染みの声が聞こえてくる。女王の声は聞こえない。やっぱりいないのか…?
一度帰ろうと思いバレないように歩いた時…声が聞こえた。
「これぞサプライズと言うやつだ!」
ん?聞き覚えがあるようなないような…
「サプライズって言っても単に仕事サボりに来ただけだろう」
「私はあの仕事は向いておらん」
「それ…女王様が…言っちゃダメだと思う…」
「今頃城の物が貴女の事を探していると思うよ」
「シエロらへんとかな」
「あやつは仕事をしろとうるさいからなぁ…」
…見つけたぞ。
私は勢いよく立って大きく息を吸って叫んだ。
「やっと見つけたぞ!バカ女王!!」
やっと女王様見つかりましたね。次で捜索編は終了です。