7話 鏡と黒兎
皆さんクリスマスですねー。プレゼント今日か明日かもらえますか?私は小説を買ってもらう予定です。
今回は鏡という単語がよく出ます。
私昔から鏡が苦手なんですよね。なにか出てきそうで…
さて捜索開始はしたがどこを探そうか…
城は使用人の皆が探しているし…使用人達が入れない部屋に行くか。まずは…
「鏡の部屋か。あの部屋気味悪くてあんまり行きたくないけどな、行くしかない」
………
ガチャ
「失礼しますよー」
部屋に入るとおびただしい数の鏡が飾られていた。
「相変わらず趣味の悪い部屋だな」
ここは誰が作ったのかわからない謎の部屋だ。女王が作っただろと思ったが違うらしい。いつの間にかあった部屋みたいだ。
そんな所置いとくなよな…
そう思いながら奥へ進んでいく。周りは鏡ばかり。女王がいる気配はない。他の場所を探そうかと思ったとき他の鏡とは雰囲気と大きさが違う鏡を見つけた。
「でかいな。人一人分くらいの大きさはあるな」
そう言いながら引き寄せられるように鏡の前まで来た。そして手を鏡に合わした。
…自分の顔が写っているだけだ。なにもないか。
「はぁ…女王を探しにいこう」
『大変だね』
「全くだ。あの人の逃亡癖はどうしようもな…ん?」
私は誰と話しているんだ?
『あ、驚いてる?ドッキリ大成功だね。僕は君の後ろにいるよー』
後ろってあの鏡しかないはずなんだが。恐る恐る振り向くと…鏡の中に笑顔で手を振る黒い兎がいる。
「とうとう幻覚が見えるようになったか…?それか疲れすぎて夢でも見てるのか?」
『いやいや現実だよ』
「なんで鏡の中にいるんだよ」
『そうだね~、この鏡は僕が住んでる鏡の国に繋がっているからね。たまに君達の国の様子を鏡を通して見てるんだ』
笑顔で黒兎は言う。いやなんでこんな楽しそうなんだ。
「…鏡の国ってなんなんだ?」
話が長くなることを想定して聞く。
…女王探しも楽じゃないな。
鏡の国ぶっこみました。話がごちゃごちゃになるのを覚悟して作りました。