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試練
「そろそろ行こうか。」あたりがどんどん明るくなる。やがて光の結界が見えてきた。どこからともなく声がする。「これより先進める者はただ一人、光属性の者、残りの者達はそこで待つとよい。」「では行ってまいります」アイリスが前に進み出る。「がんばってね。」私達は応援することしかできなかった。アイリスが結界に入ると光はひときわ輝いた。部屋の中央に誰かがいる。腰の曲がった老人だった。「お主が試練を受けるのだな。このまま立ち去るも良し、試練を受けるなら命の保証はできぬ。」「いえ、受けさせて頂きますわ、必ず太陽の剣を手に入れてみせます。」
「いやはや元気な娘じゃでは始めるとするか」そういうと老人は何かをつぶやき出した。老人だった身体が見る間に巨大化し、雄々しい翼を持つ光のドラゴンに姿を変えた。では行くぞ!グオー光のドラゴンは雄叫びを上げると巨大な炎を吐いた。間一髪のところで身を交わしたアイリスがドラゴンの首にに切りかかる。「私もこれまでずっと修行してきたのです、この程度の炎なんて大したことないですよ、」アイリスの剣がドラゴンの首に当たり、逆さ鱗を剥ぎ取った!




