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旅立ち
「この城にはもう一つ隠された宝物殿があってそこに岩に刺さった太陽の剣があるのだが様々な力自慢の者達が引き抜こうとしても剣は抜けなかったのだ」「先ずはこの地図に書かれている王の墓を目指しそこに書かれている碑文を読むのがよかろう。碑文は我々には読めない文字が書かれているのだがそなたならきっと解読出来るに違いない。」そういうと王様は墓の鍵を麻子に渡した。では行かれよ。旅の道具に必要な物はこの袋に入れて持っていくがいい。どんなものでもいくらでも入る魔法の袋だ。ポーションや食料と水はすでに約1週間分入れてある。では宜しく頼んだぞ。
「はい、では行ってまいります。一同は城を後にした。」「王様って太っぱらだよね。」夏子が軽口を叩く。麻子がこら、アイリス様のお父様に失礼でしょ」「いいえ、気にしてないから、あと様は止めて今までどおりアイリスでいいわよ。」「分かったよアイリス。これからも宜しくね。」麻子が答えた。皆が頷く。さあ出発だ。空はどこまでも青く澄んでいた。




