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最後の決戦
私は闇の世界の大魔王と対峙している。仲間は既に瀕死になり動けるのは私とアイリス、それに夏子と陽菜くらいのものだ、その時!陽菜が詠唱をはじめた。魔王を倒す太陽の剣、倒した魔王を封印する星の呪文!「陽菜、止めてぇ……それを使ったらあなたも死んでしまう。だからおねが。」その絶叫をさえぎり、陽菜はアイリスに微笑みかけた。「貴方が大魔王を封じればまたあなたと、」そう話すと「闇の大魔王よ。この太陽と星の力で永遠の眠りにつきなさい。」と呟く。突然に太陽の剣がより一層眩しく光り金色の星がアイリスを包む。「ま、眩しい」怯む大魔王に夏子が渾身の蹴りを叩き込む。
「今よ!」の声にアイリスの身体は反射的に大魔王の冠を砕き、太いくびを強大な身体から「引き裂いた。」グオーと叫びながら崩れゆく身体。「我はまたしても負けるのか。見事ではあるがアイリス、陽菜には気を付け。」と呟く間にも金の星が輝き、魔王は光に溶けていった。
」




