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第42話 昔語り 静編④ 副総統への道


「はぐはぐはぐはぐ。うんめ~。はぐはぐ」


「・・・」


それにしても凄い食欲だな。食い方が若干汚いが、実に美味そうに食ってる。


「マスうまーい。ワックも良いけどマスはやっぱ最高だぁ~。はぐはぐ」


「なぁ静、お前家で飯を食わせて貰っていないのか? お前のその食いっぷりは、三日間何も食っていない奴の食事みたいに見えるぞ」


「そんな訳無いじゃーん。ご飯は毎日ちゃんと作ってくれてるよ。今日も昼はカレーを二杯食ったし。本当は三杯食べたかったけど、ルーが無かったから二杯で我慢した。昨日の残りのカレー朝も食べたけど、三杯食べたよ」


小三でそれは凄いな。コイツって痩せの大食いだよなぁ。普段身体を動かしてるからか、学年が上がり更に食う様になったみたいだし。食費が凄い事になってるんだろうな。


コイツの胃袋は底無しか? 今もマスでセットを三つ食ってるけど、まだまだ食えそうだなコイツ。


「美味いか静?」


「うんまい! いやー、何かフィッシュバーガーが食べたくなったんだよねえ~。ワックのも美味いけど、マスのも美味いよね」


それに加えてマスチーズバーガーセットとごっついベーコン&チーズバーガーセットだもんな。スープが二杯に、コーラもサイズアップして、オニオンポテトフライが三つか。

昼にカレー二杯食ってこの食いっぷり。

昔から大食いではあったけど、このまま年を取って行けば静の奴ってフードファイターになりそうだ。


「あっ! もう無くなっちゃった。なぁなぁ兄ちゃん、あのね……」


「どうした? お前らしくも無いな、モジモジしてどうしたんだ? 何か言いたい事があるのか?」


「うん、あのね……。私、アイス食べたい。それとね、照り焼きバーガーと、マスチキン食べたい」


「・・・」


マジかコイツ……。もうちょっと食うかなとは思ってたけど、まさかチキンを追加の上にアイスも食うのか?


「兄ちゃんダメかな?」


「別に良いけど、マスにアイスは無かったはずだけど?」


「うん、あの、ここってコールドアイアンあるでしょ? コールドアイアンでアイス食べたい」


そういやあったな。最後にいつ食ったっけ?

日本に帰って来てから食って無いから、十年以上前になるか? コールドアイアンか、あそこ美味いんだよな。


「兄ちゃん、良い? それともダメ?」


「だから良いって。但し食えるならな。お前これだけ食べてアイスって、腹大丈夫か?」


「全然大丈夫! まだ腹八分目」


お前昼にカレー二杯食ったんだよな? そしておそらくその二杯は大盛だったはず。で、今これだけ食ってまだ腹八分目だと? 今、昼の二時半だから、昼飯食ってからまだそんなに時間が経っていないはずだが?

それか俺を待ってたってばあちゃんが言ってたから、早めに昼飯食ったかも知れないな。それにしてもだよ。


「静、お前凄いな。なぁお前もしかして給食の時間も今みたいな食い方してんの? 学校で先生に言われないのか? もう少し綺麗に食べなさいって」


「それは今は言われない。昔怒られたから、気を付けてる。でももう少し落ち着いて食べなさいって言われてる。あと、早食いし過ぎだからゆっくり食べなさいって言われてる」


静の食い方は早食いし過ぎだから、食べ方が綺麗に見えないってのもあるのかな? 静って可愛らしい顔してるから余計にそう見えるのかも知れない。

それにしてもコイツって整った顔してるよな。ショートカットの美少女だもんなぁ。

俺はコイツが女って知ってるから美少女にみえるが、知らない奴なら美少年に見えてるんだろうな。尚中身はって但し書きがつく訳だが。


「なぁなぁ兄ちゃん。兄ちゃんってもしかして武道の道場に通い始めた?」


「いや、通って無いぞ、いきなりどうした?」


「うーん……。なんか兄ちゃん強くなってね?」


「そうか? 俺はお前より年上だからそう見えるだけじゃないのか? 背だってお前より遥かに高いし」


「でも前までの兄ちゃんなら、こっちに居る頃の兄ちゃんなら私勝てそうだったけど、今は勝てそうに無いもん」


「・・・」


コイツの言うこっちに居た頃って去年だよな? お前はそのころまだ小一だっただろ? 小学校一年生に勝てそうにって思われてた俺って、どんだけ弱いと思われてたんだよ?

俺は高校を卒業してだから十九になる前だぞ。

コイツは小二になる前の春が最後だから、それでも小学校低学年だよな? しかも女子。


俺はあの頃、喧嘩が強かった訳じゃ無いけど、別に弱くも無かったはず。つまり普通程度の力はあったはずだけど? それなのに小一の女の子に勝てそうって思われてたって……。


「兄ちゃんがこっち居たころはね、兄ちゃんは弱いから、私が守ってあげようって思ってたんだ。でも今は兄ちゃん強くなったから大丈夫だね」


「静、流石にお前より弱い訳無いだろ? 俺はチビガリじゃなかったし、どっちかと言うと背も高い方だしガタイもそこそこ良かったんだぞ。小一の女の子に守って貰う必要は無いよ」


コイツは何故そんな考えに至ったんだろう? 確かに静は、古武術系の合気道を物心ついた時から習ってたけど、何故に俺を守ろうって思ったんだ? 謎だな。


「えー、でも私が守らなきゃって思ってたんだ。だって兄ちゃん弱かったから」


「お前はどれだけ自分の力に自信を持っていたんだ? 生意気な事言いやがって。むしろ俺がお前の事を守ってやるよ」


「うん分かった! ありがとー兄ちゃん」


静は素直ではあるんだよなぁ。ちょっと素直過ぎる気もするが。

さっきの俺を守ってあげるねってのも、俺を舐めての発言じゃ無く、善意からの発言なんだよな。


うん、悪意が一切無いからこそ、だからこそと言うか、それだけにコイツは俺が弱いって心から思ってたって事なんだよな。


「えへへ。兄ちゃん私をちゃんと守ってね」


「おう、任せとけ」


~~~


「はぁー食った食った。美味かったぁ。兄ちゃんありがとー」


「ん。なぁ静、お前アイス食える?」


「食える食える。行こ行こ兄ちゃん」


本当に凄いなコイツ。ずーっと美味い美味いって言いながら、良い笑顔で美味そうに食ってたもんな。まぁあれだけ美味そうに食われたら食わせがいはあるな。

コイツが近所のジジババ連中に、良くおやつとか貰ってるみたいだけど、あれだけ美味そうに食ってたらそりゃあげたくなるわ。別名餌付けとも言うが。


「やー、凄い美少年だねあの子」

「本当だね~、無茶苦茶可愛いね。美少年だ。眼福(がんぷく)だね」


「ねえねえ見て! あの子すっごい格好良い! どこ小かな?」

「本当だー! どこ小かな? やーん。うちの学校にあんな格好良い男の子居たらなぁ」

「本当だよね。あんな格好良い男子がクラスに居たら毎日楽しいのに。あーあ、うちの学校に転校して来てくれないかなー」


うーん、静の奴注目を浴びてるな。確かに知らない奴からしたら美少年に見えるもんな。

だが残念ながら静は女な訳だが。うん、女と分かっていても、コイツを慕う女子が学校には多いみたいだが、どれだけの女の子の性癖を歪ませているんだろう? ある意味罪な奴だよな静って。


「あー!」


「コラ静、突然走り出すな。お前どこに行くつもりだ? うろちょろするなって言っただろ。お前はぐれたらどうするんだ」


「兄ちゃん早く来て! うんちっちシリーズがあるんだ!」


何だよ、うんちっちって? ん? ガチャガチャか? カプセルトイなぁ。


「お前なぁ、突然走り出すなって。俺が見失ったらどうするんだ」


「携帯の番号は紙に書いて兄ちゃんに渡してるから大丈夫! それより兄ちゃん! ガチャガチャにうんちっちがあるんだぞ」


「ガチャガチャがあるのは分かるけど、これだけ数と種類があって良く分かったな。うんちっちが何か分からないけど」


名前からしてどうせろくでもない物だろうけど。静の奴、目の輝きが凄いな。キラキラって文字と、キラキラしたエフェクトが掛かってるみたいになってるぞ。


「これだよこれ! うんちっちシリーズ。この前来た時はここのガチャガチャに置いて無かったんだよね。映画館の近くにあるガチャガチャにはあるんだけど。見て見て兄ちゃん。新しいシリーズのだ! あー! 巻き巻きうんちっちのコーンの粒入りのがある!」


見なくてもそれが何かが分かった気がする。

なんだよコーンの粒入りって? 消化されてませんってか? うわー……。可愛くデフォルメされた顔が書いてある巻き巻きう◯こか……。


「スッゲー! もう新シリーズがあるのかぁ。あっ! 一つ前のと、その前のもある! 私これ欲しいんだよねー、巻き巻きうんちっちのコーンの粒入りの。一回も引けた事無いけど。欲しいなぁ、当たらないかなぁ」


「・・・」


黄金の? シルバーの? プラチナの?

何だよこれ? 超レア? 白いのもあるのか……。

白色ってこれ、ただのソフトクリームじゃないのか? しかも白は超々レアって……。いやまぁ子供は好きそうな物ではあるよ。可愛く顔が書かれてるけど、それでもどんなん?


「どうしよう……。でもなぁ……。ええーい、一回引くぞー! 今日は超レアが引ける気がする」


「一回三百円だぞ。と言うかお前コレ好きなんだよな? その割にはスマホケースとかに付けて無いんだ?」


「落としたら嫌だから付けて無いんだ。それに学校には持って行けないし。学校じゃ禁止なんだよ」


俺らの時もそうだったけど未だに禁止なんだな。この辺りは変わらないんだ。


「頼むぞ~! 今日こそは超々レアを! せめて超レアが出て来ますように! おりゃ~!」


気合い入ってるなぁ。静からしたら三百円は大金だもんな。俺も静くらいの年には三百円って言ったら大金だったし。


「あーあ、またコレかぁ。コレもう持ってるんだよねえ。なーんだ逆さうんちっちかぁ」


顔が上下逆に書かれてるやつか。顔が可愛く書かれてるだけに何か違和感があるなぁ。


「超レア欲しいなぁ~。コーンの粒入り欲しいなぁー。どうしよう、もう一回やろうかな」


「お前小遣い大丈夫か?」


「うーん、そうなんだよねー。でも引きたいな。でもお小遣いがぁ~」


ガチャガチャってつい引きたくなるんだよなぁ。そう言えば最後に引いた? 回したの何時だったっけ? 高校の時に一回やったような気が?

俺もやってみようかな。だけどやるのがコレかぁ。まぁ良いや、懐かしさからかやってみたいし、一回やろう。


「俺も一回やってみよう。静、これが一番新しいシリーズなんだよな?」


「そうだよ、あのね、一番新しいやつね、うんちっちの新キャラシリーズが増えたんだ」


どれどれ。おっ、この感覚久々だな。ガチャガチャって回してる時が一番楽しかったりするんだよなぁ。何が出てくるかドキドキしながら回すこの時間がとても楽しい。


「おっ、出てきた。おい静お前近い」


「えー、良いじゃん見せてよー」


「別に見るなとは言わないけど、暑苦しいの。見せてあげるからもっと離れろ」


「分かった! ねえねえ兄ちゃん早く開けてみてよ」


このカプセル色付きだから、中身が見えないんだよね。開けるドキドキ感も味わえるけど、中身が見えないと欲しい物が入ってるか分からないから、金をつぎ込む事にもなるんだよな。商売としては上手いやり方だよ。


ん? 何だこりゃ? 白いぞ?


「あー! 白の巻き巻きうんちっちだ! それにコーンの粒入りだよ兄ちゃん! あっ……。崩れうんちっちだ。スッゲー! 超レアだ。スッゲー」


超レアの白い崩れ巻き巻きうんちっちコーンの粒入り? いやいや、コレどう見ても素人が作ったソフトクリームだろ? しかも作るのを失敗したソフトクリームにコーンの粒らしき物が入ってるだけの物だよな?


「アレ? 兄ちゃんコレ、コレ……。超レアじゃ

無くって超々レアだー! ホラ見てよ、超々レアってこの紙に書いてあるよ」


あー、カプセルに入ってる、商品紹介のミニパンフレットね。えっ、コレが超々レア? コレが? 顔が劇画タッチで書かれてるね。全く可愛げが無いんだけど? コレが超々レア?


「兄ちゃんこれ、劇画うんちっちだよ。スッゲー! カッケー! 兄ちゃんスゲー!」


何だろう? 余計な所で無駄に運を使ってしまった気がしてならない。嬉しさよりむしろ、無駄に運を使ってしまって残念感が凄い事になってしまった。


「良いな良いな兄ちゃん」


「お前コレ欲しい?」


「えっ? そりゃ欲しいけど……。でも兄ちゃんが当てたやつだろ? それにこんなスゲーの貰えないよ。うん……。貰えないよ……」


コイツは何を遠慮してるんだ? 確かにコレはレアなのかも知れないが、世界に一つしかない秘宝って訳じゃないんだぞ。いや、静の中ではこの訳の分からない物が神器に等しいのかな? だけどなぁ……、俺にとっては、作るのを失敗したソフトクリームにしか見えないんだけど。


らしくもなく遠慮しやがって。静よ、お前コレをチラチラ見ながら悲しそうな顔をすんなよ。仕方ない奴だよ。


「ホラ静、手え出せ。やる」


「でも……」


「出世払いだ。お前が将来世界征服した時にでも、何かで返してくれたら良いから。だから遠慮すんな」


「良いの?」


「良いんだよ。ほら、コレはお前にやる。良し、手に取ったな? これでコレはお前のもんだ」


輝く様な笑顔とは、静の今の表情を言うんだろうな。無茶苦茶喜んでるじゃないか。この笑顔を見れただけでもあげた甲斐はある。


「本当に良いの? 返せって言っても、もう兄ちゃんには返さないよ。本当に良いの?」


「良いんだよ、もうお前の物だ。返せ何て言わないよ」


「やったー! ありがとう兄ちゃん! 私が世界征服したら絶対、絶対、絶ー対! 兄ちゃんを副総統にするね。あっそうだ! お礼にチューしてあげるよ」


「おいコラ静、お前離れろ。おい聞いてるか? 抱きつくな、おい! 暑苦しいから離れろ」


「兄ちゃん、ん~」


コイツ……。何がチューだよ? 唇をタコみたいにするな。えっ? コイツもしかしてマジなの? うわっ! 背伸びまでしてるじゃないかコイツ。

いやまぁ全く届いていないけど。

いかん! 絵面が非常~によろしくない。静はパッと見男の子に見えるんだぞ。色んな意味で不味い絵面になってしまうじゃないか。


「お前やめろって。別にお礼とか良いから。おい、お前聞いてる? おい静って!」


「だってこんなスゲーお宝貰ったんだもん。だからお礼にチューしないと気がすまないよ。兄ちゃんありがとう、大好き♪ ん、良いよ」


良く無いんだよ。お前はどれだけ嬉しいんだよ? お宝ってそこまでか? やっぱコイツにとってはコレが神器に等しい程の物だったんだ。


「とりあえず離れろ、な。おい聞いてる?」


「本当に本当に本当に大好き! 兄ちゃん大好き! ありがとう」


あっ、この子聞いて無いね。嬉しすぎて全く聞いて無いし、聞こえて無いね。


「やー、美少年と兄の禁断の……。尊い……」

「ヤダ……。超絶美少年とイケメンお兄様との素敵空間よ。目が、脳が……、(とろ)けちゃう。ありがたやありがたや」

「うひっ。眼福ですなぁ。良い物見れちゃった。記憶に刻まなければならぬ。我が脳よ、永遠にこの記録を保持し続けよ。嗚呼、私、私生きてて良かった」


あっ。何かヤバイ人達に怪しい? 妖しい目で見られてる……。目えかっぴらいてマジマジと見られてる。ガン見だこれ、ガン見されてる。


「あらぁ、仲の良い兄弟ねえ」

「本当ね、微笑ましいわ~。仲良い子達よね」


おばあさん達、俺達は兄弟でも無いし兄妹でも無いんです。ついでに言うとコイツは女の子なんですよ。


「兄ちゃん、好き。ん♪」


「ん、じゃ無いんだよ。いいからホラ、行くぞ。アイス食いに行くんだろ? コールドアイアンに行くぞ。もう放せ、抱きつくな、離れなさい」


「えー、お礼だから遠慮しなくても良いんだぞ兄ちゃん。ほら、ん~」


「お前なぁ、そういうのは大事にしろ。気持ちだけで十分だから離れろ。ホラ早く行くぞ、アイス食うんだろ?」


「遠慮しなくても良いのに~。まぁ良いや、じゃアイス食いに行こう兄ちゃん」


「やーん、もう終わり? もうちょっと見たかったのに~。幸せ時間は終わりなの?」

「ハァハァハァ……。堪らない……」

「良し! 脳にインプット完了! 今日はご飯が美味しく食べられそう。生きてたら良い事ってあるんだね。尊さを御馳走様で御座います」


お前らの記憶を消してやりたい。記憶操作の能力を持ってたら、迷わず使うんだけどな。

何か怖いよアイツらの目。あれが目がイッちゃってるってやつか? 他の人らは微笑ましそうな目で俺と静を見てるのに、あの一部の奴等はナニカに魅いれられてるかの様な、妖しい目で見て来やがって。魔に魅いられてるのかよ? あっ。


「静、お前変な踊りを踊るな」


「喜びの舞いだよ兄ちゃん」


舞いってお前。それ邪教の盆踊りだろ?


「エヘヘ。兄ちゃん行こ、早く行こ」


「おい抱きつくな、静、しがみつくなって。暑苦しいだろ」


「えへへ♪」


「えへへじゃ無いよ、歩きにくいじゃないか」


「ヒャッハー! アイス食べるぞー」


テンション高っ。静の奴どれだけ嬉しいんだ? 幸せの絶頂みたいな顔して笑って。


「兄ちゃーん♪」

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