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【書籍化】俺だけ使える古代魔法~基礎すら使えないと追放された俺の魔法は、実は1万年前に失われた伝説魔法でした~

作者:アトハ
「オリオン! 貴様は今日かぎりでクビだ!」

 ある日のこと。
 オリオンは、勇者パーティのリーダーであるオリバーに、突如クビを宣告される。

「オリバー、いきなりどうしたんだ? これまで一緒に頑張ってきたじゃないか!」
「黙れ、この寄生虫が! ろくに基礎魔法すら使えない。これまでパーティに居られたことをありがたく思え!」
 
 この世界の魔法は、炎・水・土・風・闇・光の6属性に分類される。
 そしてオリオンの使う魔法は、その6属性魔法のいずれにも属さない固有魔法である。

 それはギルドでは評価されない力。
 それでも修練を積み、支援魔法に攻撃魔法と、パーティの戦力として十分役に立ってきた。

「本当に良いのか? このパーティーで、魔法はすべて俺が担ってきた。俺の使う支援魔法が無ければ戦力は大きく下がる。それに魔法攻撃しか効かない相手が出てくれば――」
「はっはっは。役立たずのおまえに代わって、すでに優秀な魔法使いをスカウトしている!」

 高笑いするオリバー。
 そうしてオリオンは、パーティを追放されることになった。

 しかしオリオンの使う固有魔法は、実は、当の昔に失われたとされる【古代魔法】であった。 
 その力は、従来の6属性魔法とは比べ物にならず、まさしく魔法の常識を塗り替えるものであった。
 やがてオリオンの作りあげるパーティは、最強の名をほしいままにしていく。


 一方、勇者パーティには破滅が待ち受けていた。
 独断でオリオンを追放したことで、メンバーからの信頼はガタ落ち。
 依頼は失敗続きで、徐々に社会的信用も失っていく。

 ――勇者パーティには、どこまでも暗雲が立ち込めているのだった。


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