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第2章-6 屋敷と異世界生活

異世界にあるカフェの中では女性と女性がぶつかり合う戦闘が既に始まっていた。

魔力に極振りしたユカリに対し、防御力と素早さに極振りした悪い女性。

ユカリと同行していたケイはカフェの中を出て、自分の命を守る事を優先しようと一人で屋敷に帰った。


彼女は戦闘に集中するあまりケイの存在を忘れていた。

悪い女性がステータス強化された事により若干動揺しながらも魔法”シャイニングアロー”で攻撃する。

高速で飛ぶ光の矢は遠距離戦では大変便利な魔法である。

その魔法は光属性でああり、悪い女性はなんと都合が良い事に光属性が弱点となっている。

しかし防御力に極振りしたせいで与えられたダメージは思った以上に小さい。


そんな中、ヒット&アウェイ作戦で攻めようとユカリは悪い女性と距離を開きながら戦う。




「シャイニングアロー! シャイニングアロー!」




悪い女性は目にも留まらぬ素早い動きで光の矢を軽々と避けた。

そしてユカリの背後の瞬間移動しては魔法”パワージェム”で反撃した。

攻撃に徹していたユカリはとうとうダメージを受けてしまった。

そのダメージは大きく、悪い女性とは違ってユカリは防御力が心許ない。

これは痛恨の一撃であり、なんと残る体力はわずかとなってしまった。




「ぐふっ……私も素早い動きができれば……」


「ハハハハ……素早さについて行けなければこの私を倒す事は不可能よ」


「私、不可能とか無駄とか、そういうネガティブな言葉は大嫌いなの! なんとしてもお前を倒してやる!」


「口だけ達者でも状況は変わる物か!」




この後、シャイニングアローとパワージェムの撃ち合いが始まった。

当然壁には無数の穴が開き、場は大荒れである。

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