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ユフィ・カレリンへの取材記録

 どうも皆さんおはこんばんにちは、ミレーヌ王立魔法学院高等部2年、新聞部部長のマリー・ゴルドーです。


 今回は皆さんにこの学院最注目の女子生徒5人をご紹介させて頂きたいと思います。貴方が気に入る子もきっと居るはず!


 5人分のプロフィールとインタビューを記事にしましたので、その一部始終を各回に分けて掲載させていただきます。


 今回の記事の主役は「ユフィ・カレリン」さんです。


 常に閉じられた双眸と、輝くような銀色の髪が神秘的な女の子。


 何故か俗世の人間が近寄り難いオーラを発している気がしていましたが――彼女が元々シスターだと聞いて納得。一部で聖女と呼ばれるのも、あながち間違いではなかったわけですね。


 まぁユフィさんの様な女の子から祈りを捧げられたら、どんな偏屈な神だってその願いを聞き届けちゃうこと間違いなし。


 後、今回取材した中で唯一、明確に意中の男性を答えて頂きました。男性諸君はご愁傷様、苦情はセン・アステリオスさんまでどうぞ。


 ではでは、私がまとめたプロフィールと10個の質問をご覧ください。なお戦闘評価は複数の講師の方からの評価を参考にしています。


<プロフィール>

名前:ユフィ・カレリン

年齢:16歳

身長:158cm

髪:銀色

好きなもの:読書、おばあちゃん(シスター)、幼馴染達

嫌いなもの:昆虫全般

所属:天空騎士団/学園高等部1年生

得意武器:棒

魔法適正:光


<戦闘力評価(学園高等部1年生の平均値をオールFと仮定した場合)>

物理攻撃:C

魔法攻撃:C+

物理防御:E-

魔法防御:B+

速力:C+

一言コメント:光属性と言う極めて稀な魔法適正を持ち、その治癒力は国内でも有名。棒術も学生としては高いレベルに有り、物理防御以外の隙が無い。

 加えてその防御にしても彼女の鋭すぎる直観を考慮すると、今回の5人の中で最も穴が無い生徒と思われる。(担当講師談)


<本人に聞いた独断と偏見で選んだ10の質問>

Q01.学校生活で苦労してる事など有りますか?

「特にありません……えっ? この目ですか? 実は一種の病気で見えてるんですよ……いや、手品じゃありませんよ?」


Q02.休日はどんなことをして過ごしてますか?

「読書してる事が割と多いですね。後はアステリオス3兄妹と出かけたり、リーフィアや最近友達になったシャルと出かけたりしてます」


Q03.普段どんな服を着ていますか?

「割と淡い色の洋服が好きですね、夏場はワンピースが好きです」


「えっ、理由ですか?……これは記事にしないで欲しいんですが、センが良く似合ってるって言ってくれたので」


Q04.最近印象に残った事はありますか?

「センがこの前の誕生日に、香水を贈ってくれた事でしょうか。今も付けてるんですが、良い匂いじゃないですか?」


「えっ? 砂糖吐きそう? そんなに甘い匂いですかね?」


Q05.今欲しいものはありますか?

「最近歴史書にハマってるので、それを何冊か……そんなに趣味渋いですかね?」


「あっ、でも最近ラブロマンスにもはまってて……特に、騎士様がシスターをさらって駆け落ちする小説は凄く良かったです。もし読みたければ、お貸しますよ?」


Q06.尊敬している人は誰ですか?

「私を育ててくれた協会のシスターの、おばあちゃんですね。今も週に1回は手紙を出してます」


Q07.あなたの魅力はどんな所ですか?

「魅力……ですか? センには銀色の髪が好きって言われました……えっ? 別に惚気てる訳じゃないですよ!」


Q08.自分を動物に例えるなら何ですか?

「おばあちゃんには、鶴のように気高く生きなさいと言われました」


Q09.ぶっちゃけ好きな人はいますか?

「います……誰かは恥ずかしくて言えませんが」


「えっ? みんな知ってるから必要ない? えっ?」


Q10.最後に、この記事を読んでくださった方に一言お願いします。

「ここまで読んで下さりありがとうございます。貴方に幸せが訪れるよう、陰ながら祈ってます」

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