いつもの会話 【長男編】
長男とのいつもの会話……
「パーパぁ、しゅーわーてっ!」
(訳:パパ、座って!)
ソファーに座った自分の横のスペース(約15センチ)をバンバン叩いて、ここに座れと言う。
「はいはい、ここね。う~ん、めっちゃ狭いんだけどもうちょっとそっち行ってくれるかのぉ?」
「えぇ? せまかない、せまかないよぉ~」
(訳:せまくない、せまくないよ!)
「……そうですか。それじゃあ失礼します」
「はいっ、よくできましたねぇ~ママ」
「ママじゃなくてパパな」
「パパかないっ!? マ~マっ!」
(訳:パパじゃなくてママだろ!?何言ってんだ!)
「いやいや、ママはあっちだろ!」
「ち~わ~うっ! ママかない!」
(訳:違う!あれはママではない!)
「えっ!? じゃあ誰なの?」
「えっとぉ~、マパ!」
「誰やねん!」
「だれかないよぉ~、マパだっちての!!」
(訳:誰じゃないよ、マパだって言ってんだろ!!)
「はぁ、マパさんね。あそこに見えるママらしき人はマパさんなんだね」
「えっ!?マパかない! ママです!!」
(訳:はぁ!? マパじゃねぇし、ママだし!頭おかしいんじゃねぇのかおまえ!)
「……そうですか。うん、なんだ……お腹すいたね。晩ご飯の用意するから待っててね」
「ごはん、やぁ~だぁ~よっ!」
(訳:ごはんなどいらんのだよ!ごはんなど!)
「じゃあおまえのご飯は無しね」
「えっ!? なしかない!!」
(訳:えっ!?なんでなしなの!!子どもにご飯あげないなんて虐待だ!!)
「いらねぇって言ってたろ!!」
「え~、いらないないよぉ~」
(訳:え~、いらないなんて言ってないよ~。やっぱ頭おかしいんじゃねぇのか?)
「きぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
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ってのがうちのいつものやり取り。
なんだろう……
多分、自分の子どもだからわかるんだけど、客観的に見たら変な親子だ。