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夏生詩集2

絶景

作者: 夏生

私の住む街から

富士山が見えます


純白の羽衣のような雪

麗しき白銀の花嫁


鮮やかな碧にとけて

儚げにその形だけ

こちらに見せることも

あります


夕暮れ時

淡い桃色にとけて

火色の雲に囲まれて


深い藍に暮れていく空

逞しい山脈に守られながら

富士山は

夜に繋がっていきます


麗しき絶景に

道行く人は誰も立ち止まらず

家のベランダに出て眺める人も

おらず


寂しいような得したような気分で

堪能していました


絶景かな


絶景かな


麗しき絶景に乾杯

安酒もオツな味わい

贅沢な心地で

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