好悪憎悪
「ほれ薬を作った」
「はい?」
突拍子もない博士の一言に助手は間の抜けた声で答えた。
「飲ませれば意中の相手と相思相愛間違いなし」
「……何かあったんですか?」
「うちの娘が失恋……いや何でもない」
「大体理解しました」
「それはそうとこの薬、飲んだ後に見た相手を見境なく好きになるのだが……」
「色々と収拾がつきませんよそれ!?」
博士は意地の悪い笑みを浮かべて、
「これを飲ませれば、娘もあの男に愛想を尽かすだろう」
「ほれ薬を作った」
「はい?」
突拍子もない博士の一言に助手は間の抜けた声で答えた。
「飲ませれば意中の相手と相思相愛間違いなし」
「……何かあったんですか?」
「うちの娘が失恋……いや何でもない」
「大体理解しました」
「それはそうとこの薬、飲んだ後に見た相手を見境なく好きになるのだが……」
「色々と収拾がつきませんよそれ!?」
博士は意地の悪い笑みを浮かべて、
「これを飲ませれば、娘もあの男に愛想を尽かすだろう」
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