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第3話 相談屋


 サリクと共に王都へと出掛けた日から2週間後、私は前世でやっていた仕事でもあったカウンセラーの仕事を生かすべく、人の悩みや話しを聞く相談屋のお店を経営することに決めた。


 私がやりたいと思っていることを始める為には自分一人では難しかった為、父親であるダリスに話して協力してもらい王都に建物を建ててもらった。


 そして、昨日の夜、建物が完成したとの連絡を受けたのだ。完成した建物を拝見する為、私は朝早くに起きて王都へと足を運んだ。


「凄いわ……! 建物の構造もデザインも私が思い描いていた通りだわ」

「サリーナ、これから大変なこともあると思うが頑張りたまえ。父親として応援している」

「ええ、頑張るわ。そして借りた分のお金は必ず返済するわ。本当にありがとう、お父様」


       


 王都に開業予定の相談屋の建物が建てられ、父親と共に建物を見に行った次の日から私は側近のサリクと共にお店の開業の準備を進めていた。


「サリーナ様、この白い布はテーブルに掛ければよろしいですか?」

「ええ、テーブルに掛けてちょうだい」

「わかりました」


 開業予定日は今日から2週間後10月8日。

 その日までに開業準備を終わらせなければならない。


「よし、頑張るわよ!」

「そうですね、頑張りましょう!」


         ***


 そして時間は刻一刻と過ぎて行き、あっという間に開業予定日の前日を迎えた。


「サリーナ様、準備何とか間に合いましたね」

「ええ、そうね! 間に合ってよかったわ」

「ですね。とうとう明日ですね」

「ええ、そうね。サリク、準備手伝ってくれてありがとう。これからも頼りにしているわ」

「はい! もう何なりとお申し付け下さい」


 サリクは優しい笑みを浮かべて私を見る。

 私はそんなサリクに微笑み返し頷いた。


        

「とうとう明日ね」


私は自室のベランダで夜風に当たりながら、夜の空を見上げていた。

星が煌々と瞬く夜の空を見ながら、私はこの世界でサリーナとしての人生を生きて行く。と強く心に誓ったのだった。

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