第6話"正義"と"悪"は"右"と"左"みたいなモノである
「スターライト様」
「あぁ分かっている」
昨日の夜、何者かによって
いや"何か"によって我が国のE-レーザーが破壊された
我が国がE-レーザーを失ったと世界に知られれば東の国の首輪は外れるだろう
それだけじゃないその他の国もここぞとばかりに領土侵攻をしてくるだろう
人為的なモノとは思えない惨状、高速で飛行する物体、レーダーにも映らない
「ラドュガしかありえん」
ラドュガは子供達を餓えさせないよう、苦しい思いをしないように研究していたと彼女の回りの奴らは思っている
しかし実際はそうではない彼女は何より新しい物を産み出すことに快楽を感じていた。
自分の産み出した作品を愛していた
彼女のことは旧友の私がよく知っている
あれは天才ではない神に等しい
光合成と水だけで生きれるハチドリと植物のハーフ
骨芽細胞と破骨細胞のバランスを崩して成長軟骨板が閉じる前なら閉鎖を遅らせることによって子供を高身長にできる薬
プラスチックを分解し二酸化炭素として吸収するウツボカズラ
これだけでもラドュガがいかに化け物じみているかがわかる
使いようによっては人間を
いや生物を崩壊させる
神の産み出したこの世界はラドュガによって再編されようとしていた
ラドュガだけがその技術をもつならまだいい
"カネアシ"のような悪党にそれらの技術を手にされたらたまったもんじゃない
金や権力どころかそれこそ生物を破壊する
新しい技術が一つ産まれる度に100の使い道が産まれる
科学とはそういうものだ
頭を抜けた存在どころか枠を越えた存在の彼女は存在してはいけない存在なのだ
ラッド・カッター「スターライトのやつまーたなんか企んでるらしいですよ。どうやら今回はマリヤさんにE-レーザーをぶち壊されてひどく焦っているようで………今追い討ちしたらどーなるでしょうねぇwww」
「って言ってたので追い討ちをしましょう」
「えっ!!!あれE-レーザーだったの?!!!」
私達はクロウの友達からの情報を受け
スターライトの戦力をもっと削いでやろうということになった
「E-レーザー以外に何か負担与えられる?E-レーザー普及してから16世紀と戦い方変わらないし暗殺か買収でいいんじゃない?」
「世界一金持ちの側近が金になびいたり金のなる木をみすみす見捨てるわけありませんよ」
「じゃあどうするのさ?」
「火薬庫を爆破し武器を中心とした戦力を削ぎましょう」




