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こまかい詩集

詩 百パーセントの悪と正義

作者: 仲仁へび



「悪と正義は表裏一体」


「誰かが笑って、誰かが泣いてる」


「壁を挟んだ表と裏で、悪と正義は簡単に入れ替わる」


 悪いことをしたら謝る

 それが普通だけど…


 悪い事をしても謝らない

 そんな人もいたりする


 それはきっと大変なこと


 けれどだから悪人は許せない?

 けれどだから悪人は裁かれるべき


 罪は 罪で だから 償う

 それも正しい そうさ正しい


 けれど悪は 人の視界をゆがめるもので

 だから悪は 人の耳をふさぐもので


 彼らが百パーセントの悪で

 百パーセントの正義ではないのかは


 きっと誰にも分からない


 価値観が違うのかもしれない

 何か事情があるのかもしれない


 そんなものはおかまいなしに

 その悪い事は

 悪だと言う人もいるかもしれないけれど


 もしかしたら

 鏡に写し取れば

 きっと相手からは あなたこそが

 悪に見えるのことだって あるのだろう




「ストーリー」

 良かれと思ってやった事だった。

 数年前に見たニュース。

 道で出会ったあいつは犯罪者だから、あいつには近づかないようにした方がいいよと皆に教えてあげたんだ。

 その一家には誰も近づかなくなった。

 そしたら同じクラスメイトだった少女にも、誰もが近づかなくなった。

「私を守ってお父さんは罪を犯したのに」

 なじる言葉が耳を離れないよ



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