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つれづれグサッ  作者: 犬物語
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はたらけ細胞_その5

本日も恒例のはたらく細胞!! 感想シリーズですよ。乳酸菌のはたらきが続々と判明していきます。今回は赤い乳酸菌が主役だ!

 さあ、今日もたのしく『はたらく細胞!!』の感想を書いていきましょうか。本日は第5話『サイトカイン』をお送りします。で、連載している『つれづれグサッ』シリーズでは"本で読んだ知識を参考に書いてく"ことを基本としているのですが、このアニメを視聴していく上でわたしは"アニメ視聴を楽しむこと優先"にしております。ここで紹介する知識はわたしが既知であるもののみであり、視聴中に本を参考にして感想を書いてくことはないのでご承知おきください。


 では、やっていきましょう。




 冒頭。赤い乳酸菌が水路にさらわれてNK(ナチュラルキラー細胞が登場してきました。免疫系最強説の名高いNKさんが好中球に抗議する細胞くんに脅しをかけています。しかしあの言い回しだと、NK細胞が暴走する病気があったらT細胞の暴走とかと比較にならないほどの被害が出そうなんですがそれは。


 それはそれとして、NKさんはなにやら"探しもの"があるらしいです。いったいナニを探してるんですかねぇ……まあガン細胞だろうな。




 題名『サイトカイン』とは細胞が出すある種の化学物質ですね。炎症をあえて起こすことで免疫系を活性化させて攻撃を促しているわけです。


 乳酸菌は"樹状細胞"に助けられたようです。こぉの腹黒細胞はアチコチに自らの触手を伸ばして抗原提示のやりとりを行ってくれます。チームの橋渡し役とも言えますね。


 さあ細胞くんは乳酸菌を探して3千里を走っているようです。そこで出会ったのは"マクロファージ"のみなさん。こちらも免疫系最強の声名高いやつでございます。抗原提示もできるからマジ優秀。ただ移動速度などの関係があるので総称は『近距離パワー型』って感じでしょうか。


 と、ここでヘルパーTが"インフルエンザ"の侵入を警告しております。前回のシリーズでも出てきましたが今回も登場ですか。こいつらは変性しやすい奴らなもんで、NK細胞は雑魚と称しておりますが非常にやっかいな相手です。


 おお、すばらしいポージングだ!! これは芸術点高いぞ!


 と、冗談はここまでとして前回獲得した免疫をひっさげてやってきた"B細胞"が一撃必殺。しかし効果はないようです。"記憶細胞"は自分の記憶と違うことに気づいたようです。この『抗原変異』が、毎年インフルエンザが流行する理由ですね。で、毎年行われる予防接種も「今年流行るインフルってこれじゃね?」みたいな予測でワクチンを作るために、打ったとしても防げるかどうかはわからないという。


 ま、運ゲーってことですね。



 そのころ乳酸菌は樹状細胞のもとで遊んでいます。いやかわいいなぁ。で、なにやら樹状細胞は乳酸菌にお願いしているようです。なんの伏線になるのやら。



 あ、B細胞が「当たらぬも八卦~」って台詞を発しましたが、抗原は遺伝子を用いた特殊な作り方がありまして、3つのおおまかな遺伝子配列のそれぞれ1つづつの領域からランダムで適当に選択し、それらの組み合わせを片っ端から試してみるということおをやります。記憶細胞がいればその組み合わせをさっくり見つけ出して抗体を作り出すので速攻でなんとかなるんですが、そのへんは『小林武彦』氏著作の『DNAの98%は謎』を参考してください。


 NK細胞さんが苦戦中にインフルエンザウイルスがなにやら竜巻を巻き起こしている模様。これはサイトカイン・ストームか? と思ったらなんと『腹痛』でした。え? どゆこと? お腹痛いってウイルスがコア作って暴れまわる状況で現れるとかそういう感じ? ――まあいいか。なんかアニメ的な表現だと思っておこう。


 で、好中球さんイケメンで血小板と乳酸菌を助けています。NK細胞は「ザコ相手にこんな苦戦して……」な感じで戦意喪失。ストレス耐性ゼロすぎるだろ。ストレスはリンパ球の働き全体を妨げる問題があるのですが、そうかぁNKはクリティカルヒットしちゃうのか。


 と、ここで樹状細胞が1枚の写真をシュパッ! とNKの眼前に。それを目の当たりにしたNK細胞は固まってる。いったいなんなんだ? ――あっ、




 やだ、なにこれかわいい。




 自らの黒歴史ということでしょう。いつのまに交友をもっていたらしいマクロファージさんにおめかししてもらって興奮剤を注射されたかのようにめっさ活性化しとるわ。


 これはいったいなんなの? という答えは乳酸菌にありました。乳酸菌が『多糖体』をつくり、この"免疫調節多糖体"は樹状細胞を活性化させる働きがあるようで、活性化した樹状細胞がみんなを(半ばムリヤリ)『サイトカイン』によって活性化させて"働け細胞"を実践しておりますです。


 まあサイトカインは周りの細胞も巻き込んでぶっ壊すことにも繋がるのであまり多用はできませんです。部位によっては免疫細胞が放出する化学物質が害あるものだったりするので。まあ身体が持ってる天然の"ステロイド"みたいなものだと思えば良いのではないでしょうか?




 さて、赤い乳酸菌のはたらきがわかったところで、ここでお別れの時間です。それにしてもこの乳酸菌クッソかわいいなあ! こんなカワイイやつが俺の身体の中にいるのかぁ……ちょっと興奮すrゲフンゲフン。


 で、サイトカインにて活性化され戦いまくり、ボロボロになった好中球が。互いのはたらきを尊重しあって和解。免疫細胞はみんな脅されて働かされているという謎認識をしてしまったことは、まあ良いでしょう。




 さて、ここからシリアスのターンです。NK細胞が探しているというナニカについての話。


 抗原情報は保管されています。その情報さえアレばコピーし放題。で情報が流出してタンパク質の合成をさせてしまえばあとは実態を得てしまうと。おのれガン細胞め!


 こういう復活の仕方なのかぁ、そりゃあどう足掻いても再発してしまいますわな。やっつけたとしても"やっつけた敵の情報"からまた生み出されるならどうしようもないからね。




 次回予告は『悪玉菌』でした。ということは消化器官のお話が続くようですね。えー悪玉菌についての話で、血小板ちゃんがたっぷり活躍して、残った黒い乳酸菌のはたらきが解明される話となると――なんだ?


 じつはあの乳酸菌こそが悪玉菌とか? いやそれはないか。ただ、腸内環境でよく言われる〇〇菌というのはおおまかに3種類あって、それぞれ『善玉菌・悪玉菌・日和見菌』というのがあるんです。以前も書いたかな?


 大腸菌なんかは"日和見菌"であって、体調が悪くなった時に「しめしめ」と悪さを働くだけで、平常時はなんの害もないヤツらです。悪玉菌というのはもうマジで救いがたい"悪"ですから、次回もまた免疫細胞がたっぷり活躍するでしょう。血小板ちゃんがたくさんいるってことは胃腸に穴でも空けられたんかな?


 これは次回が楽しみですわよ。みなさんも、このアニメを見て身体の健康をつくるしくみを学習して、自分の生活をよりよい方向に改善していけるよう頑張っていきましょうね! 乳酸菌はヨーグルトなどの発酵食品を食べるとたっぷり摂取できるのでそれらを食べよう。オススメは『1日1食の"納豆"。ブレイクタイムの"ヨーグルト"』だ。それらに併せて"食物繊維"や"オリゴ糖"なんかが豊富な野菜、大豆系を摂取するとさらに効果が期待できるぞ!


 わたしの作品が、みなさんの健康増進に寄与できることを祈っております。

発酵食品まじ大事。悪玉菌は殺すというよりも"増殖させない"ことがミソですよ。

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