はたらけ細胞_その4
はたらけ細胞!! の感想シリーズ。本日は4話『ピロリ菌』を視聴した感想をば書いていきましょう。乳酸菌まじかわいい。ペットにしたい。
さて本日もやってまいりました、毎週日曜にお送りしている『はたらく細胞!!』の感想コーナーでございます。本日は第4話の『ピロリ菌』。つまり腸内環境のお話ですかね。ぶっちゃけピロリ菌がどんな悪さをするのかってよく知らないのですが、まあこのお話を通して学んでいきましょう。それができるのが『はたらく細胞』シリーズの素晴らしいところですからね!
冒頭、なんか赤血球ちゃんが劇画風にゾンビ化した細胞に追いかけられとるし。これはあれか? インフルか?
咽頭付近で事件発生と。咽頭ってことはノドからの侵入者ですかね? つまりはフツーの風邪だわ。と、症状が現れるほどでもなく、突然現れたモブの細胞くんがタイクツな日常にため息をついております。
細胞くん、どうやら免疫細胞にジェラシー感じちゃってるみたいですね。まあでもぶっちゃけちゃうと免疫細胞が暇な世界のほうが安全なんですけどね?
と、なにやら粘膜に覆われてニューニューうるさい輩が洗われた。色とりどりのにゅーちゃんが細胞に助けられてなついたようです。よかったなぁ? 細菌を助けたってことはすぐに免疫細胞たちに追いかけられる非日常が待ってるぞ☆
しっかしこのにゅーにゅー言ってる細菌かわいいなぁ。なごむ。これはわたしもお持ち帰りしちゃうわ。いったいどんな細菌なんだろうなぁ(すっとぼけ)。
早速レセプターが反応してしまった好中球が玄関ノック攻撃を放ちましたよ。ついでにドアを蹴破って侵入。あ~あ、見つかっちゃった。赤血球ちゃんがさっそくにゅーにゅー細菌の魅力にヤられてしまったようです。
しかし、気持ちはわかるけどこいつらは外敵。好中球にとっては"外敵"であることに変わりはありません。が、ここでヤルなんてことはなく、ストーリーの都合上にゅーにゅー細菌は好中球に連れられて『胃』へと向かわされました。
さあ、ここで現れました本日のメインディッシュ『ピロリ菌』です。こいつは胃酸に耐性があって胃炎の素になるようです。ああ、胃で暴れる対応だったんか。ヘリコバクター・ピロリ、うん、覚えてみようかあ? アタマの伸縮できる4本の触手は実物のモデルがあるっぽいね。
しかし臆するわけにはいかない好中球は突入を敢行。せめてものと相棒が『ほうろうせい』なるものをかぶせてきた。あれはなんだ? 好中球が身につける防護壁みたいなものか? 共通して所有できるみたいな? ――と思って調べたらまったく関係ないヤツだった。ホーロー性って鍋の素材のことじゃん! 人間の胃袋にホーロー性の鍋なんてあるかボケェ! これなに? どっかの企業がアピールのためにぶっこんできたの? それともなにかの暗喩? ――まあいいや、これは演出ということで受け止めてスルーしましょう。
と、ここでにゅーにゅー細菌に危機が! ただの細胞が細菌をかばった! ――これ実際にあるのかなぁ? まあ、細胞が栄養を作ってもらう的な関係だから、それを認識する的なあれがあるかもしれないけど。
で、胃酸に耐性があるのはピロリ菌だけだから、胃の壁に穴が開いたからといって侵入してきた輩はすべて消化されております。まあ宿主は今頃腹痛で苦しんでいるかもしれないですけど。えー診断名、胃潰瘍です。
人間の胃液は他の肉食動物ほど強力ってわけじゃないけど、人間の場合はとにかく物量で攻める的な消化方法なので胃液に浸かっている細菌どもはピロリ菌のような耐性がない限り遅かれ早かれ昇天されてしまうわけです。
そして、胃液の波にさらわれてしまったあの細菌も――? お、おい、あの細菌、生きてるぞ!!
キュピーン☆ ツノが生えた! ピロリ菌に大ダメージ!!
そこでピロリ菌が気づきます。このにゅーにゅー細菌の正体を。
と、ここまで引っ張ってくる意味があったのかどうかわかりませんが、とりあえずこの菌の正体は『乳酸菌』でした。コレが乳酸菌ですよっていうアレではなくて、糖を自分のエネルギー源として利用し、最終的に"乳酸"を作り出してくれる細菌を総称してこう呼ばれています。まあ『T細胞』とか『白血球』みたいなくくりですね。
こやつらは大量の乳酸を放出し、乳酸ってばつまり"酸"なわけですから、これに弱い細菌たちもけっこういるのですよ。説明文の中では、この乳酸菌は胃酸に強くピロリ菌を攻撃してくれる細菌だということで説明されているようですね。
ということで、ピロリ菌はたまらず避難。と思ったら胃酸の海から出てしまったせいで好中球の餌食になってしまいましたと。
さて、事の顛末をすべて見た好中球たちは、これらを『善玉菌』と認識してくれたみたいです。以前どこかで『好中球が有害じゃない外敵を判断して攻撃しない場合がある』と読んだ気がするのですが、実際どうだったっけなぁ……流し読みじゃなくてしっかり読んどくべきだったなぁ。まあ好中球はレセプターが反応して自分を活性化させてくるヤツは片っ端からぶち殺しにいくわけですが。
さあ場面転換。小腸に向かった好中球と細胞(と乳酸菌)が小腸を見学しております。なんだろう、あのこうぺいとうみたいなやつ全てが糖質に見えてしまう。で、ここに至るまでにだいたいの細菌は胃液で溶かされるので小腸へ外敵がやってくることは滅多にないようです。
しかし"食べ物"は運ばれてきますよね? ――はい"プリン体"の登場です。ってかデザインまんまじゃねーか! えープリン体は必須な栄養素ではありますがありすぎると悪いことをやらかす物質です。まあ、そんなこと言ったら水だって同じなんですけどね? とはいえこいつらはそんなたくさんの量を必要としない上に消化されやすく、ビールやらなにやら色んなものに含まれておりますゆえに過剰摂取になりがち、といったところでしょうか。
プリン体は分解されると"尿酸"になり、尿として体外へ排出されます。しかし尿酸が蓄積されると『痛風』とか『尿管結石』とか、まあ痛い系の病気になるので過剰摂取には注意しましょうね? じゃないと『はたらく細胞 BLACK第』みたいな感じになっちゃうよ?
しかぁし! このプリン体が大好きな輩が目の前にいるんだよなぁ。はい、乳酸菌です。こいつらは小腸にたくさんおりますのでプリン体をどんどん食べていってくれます。説明をよく読んでみると、食べるというより人間が"吸収しにくい形"に分解するようですね。つまりはそのまま小腸→大腸→サヨナラまでもっていってくれるという、まあありがたい働きをしてくれます。まさにザ・共存といったところでしょうか?
しっかし乳酸菌おまえ、まじでトトロみてーだな。コマ乗って飛び回れんじゃねーか?
これで細胞に保護されていた4対の細菌のうち2対が故郷(?)へ帰ったわけです。じゃあ残りの2匹はどんな働きをしているのでしょうか?
って、乳酸菌の片割れが水路に流されていってしまいましたね。細胞は好中球に探索を要求しますが、そんな機能が好中球に備わっているわけがなく、さらに好中球は抗原提示、つまり"善悪勘定"のコミュニケーションができないので、それぞれが外敵か否かを判断するわけです。
まあ、免疫系はそうしなきゃ外敵を殺せないからね。仕方ないね。そして最後に意味深な"NK細胞"の登場で終了しました。NK細胞は免疫系の細胞ですね。好中球やT細胞が判別できないような"がん細胞"までも判別してやっつけるというありがたい働きをしています。これは以前にやった『はたらく細胞』の6話だか7話だか、そのあたりでやっておりますのでご参照くださいな。
次回は『サイトカイン』だそうです。えー、サイトカインは一種の化学物質で、炎症を引き起こしたり細胞間のコミュニケーションなどで利用されます。それを題名にするってことはなんだ、つまりコミュニケーションがおかしくなったりする症状を主にするのか、それとも体中に炎症が起こってしまったみたいな話になるのか、まあ中途半端な知識で書くのもアレなのでこれ以上は考えないようにしようか。
いやあ本日もまことに勉強になりました! こうやってアニメを楽しみつつも学べる。やっぱりはたらく細胞は最高ですわよ。ついでに身体の中に起こっている出来事を認識して、これから健康に気を使っていこうという気にさせてくれるのだからもう文句ないですよね?
アナタの身体の中は、こうやっていくつもの細胞が一生懸命に働いているのです。そんなはたらく細胞たちに感謝をしつつ、わたしたちの生活でそんな細胞たちを応援するために何ができるか? ってなことを考えて健康的な生活を送っていきたいですね。
腸内環境ってね
善玉菌
悪玉菌
日和見菌
の3種類がいるんだよ。このなかで人間にとって"都合の良い"働きをしてくれるのは善玉菌だよ。善玉菌を増やそう!




